桜は青空で映える、
といいます。
『映え(ばえ)』が大事な昨今。
山桜は雨でも映えます。
「山桜を推すけれど、
よくわからないよ」
という話も聞こえてきます。
山桜の特徴は、
開花と同時に葉も芽吹くことです。
上の画像は雨に濡れた
満開の山桜です。
葉桜ではなく、これが満開時、
なのです。
先日のゴルフは
あいにくの雨模様でしたが、
面白いシーンがたくさん撮れました。
こちらは定点観測のパー3。
淡い感じで、山桜が咲いて
まさに春の山です。
その隣のホールのフェアウェイ。
色鉛筆で描いたような
点画の美が山桜の魅力です。
早咲きの山桜は葉が赤いのです。
葉の赤さのせいで、遠くからは
白い花が薄紅色に見えるのです。
それはそれで美しく、
微妙な差を生んだりもして
とても良いのです。
赤い葉は花が散ってから、
緑になります。
打っているのは妻です。
背景の右側の山桜は
早咲きの山桜で
もうほとんど散って、
赤い葉が緑になりつつあります。
左側の山桜は
まだ花がありますが、
散り際です。
この山桜、背景が雨雲で白で
ホワイトバックみたいです。
結果として、凄い画になりました。
雨に濡れた葉が
少し透けて見えて、
モザイクみたいなのです。
満開になると
花弁が赤くなることで
白い花がピンクに見えてくる
山桜の咲き方を
『化粧咲き』と呼びます。
それを写したかったのですけど、
葉の色も一つとして
同じ色がないのだと
初めて実感しました。
山桜をアップにするのは、
無粋だという考え方もあります。
遠くから愛でるのが
山桜の醍醐味だからです。
醍醐味の語源である
京都の醍醐の桜は
ソメイヨシノではなく、
色々な種類の山桜なのです。
しかし、
いつもお世話になっている
コースの山桜は、
カートを止める場所にも
アップで見ることができる
山桜が何本もあるのです。
一年間で
2週間から3週間だけの
お楽しみです。
何年も観察していますが、
今年初めて見たシーンも
あったりしました。
ゴルフも全く同じショットは
あり得ないので、
山桜とシンクロします。
今週はもう少し、
山桜のことを紹介します。
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