ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

雨じゃないのに満水の理由

2018年06月06日 09時11分49秒 | コース



転がっていくボールを見ながら
『カップまで見に行けば
良かった』
と後悔しました。
グリーンエッジから14ヤード、
半分まで歩測して
2倍にして打ちました。
オンラインのボールは
カップの15センチ手前で
止まりました。

水気が多くて転がりが
少し悪かったのです。
案の定、カップの中には
溢れそうな水でした。



画像の奥は低いのですが、
表面にも水が浮いています。
僕は画面の左サイドから
打ちました。
だから、ほんの少しだけ
転がりが悪いだけで済みました。

前日もお天気が良く、
夜も雨は降っていません。

夏になるのだ、と思いました。
このグリーンは
高台の上に、更に砲台グリーンを
配置しているので、
他のグリーンの何倍も
乾燥してしまうので、
早朝に強烈に散水します。
先頭の組で回っているから
見ることができるシーンで、
1時間もすれば
嘘のように水は引きます。

そこまでしても、夏に向けて
グリーンは状況が悪くなるので
このホールだけは
予備のグリーンがあるのです。
夏場は予備グリーンでのプレーです。

水を張ったようなグリーンで
季節を感じるのは、
何度も何度も季節が過ぎるのを
見つめてきたからです。
ゴルファーとして幸せなことです。

カップの中の水面を
真上から覗くと……
条件が揃うと人の顔が見えます。
ある人は、神様に見えたと言い、
別の人は、鬼が見えたと言います。
僕も何度か見たことがあります。

関東は梅雨入り間近です。
カップに水面が現れる好機は、
全てのゴルファーに
公平に訪れます。 

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