ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

消えていく靄と「そりゃないぜ、セニョール」

2018年06月13日 10時24分13秒 | コース



日の出直後、逆さピンのチャンス。
風は感じませんでしたが、
水面は波紋に揺れて
きれいに見えませんでした。
ちょっと残念でした。



太陽の位置が高くなってくると
靄は溶けるに消えていきます。
谷越えのティーショット。
左右もOB。
久しぶりにどのホールも
ティーで気を遣うコースで
心が疲れました。



セカンド地点では
逃げていく靄をグリーンの奥に
目視できました。
グリーンの奥もOBです。



ガッカリなことがありました。
少し厚く入って、
ショートしてバンカーに……
直近1ヶ月で
グリーンサイドのバンカーから
7回打って5回が砂イチで、
絶好調でした。
寄せる自信がありました。
状況も難しくはなさそうだと
思っていたのです。



黒い小石が点在していて、
防砂ネットが露出しています。
ピンは上方で、
ネットが邪魔です。
『小石でウェッジが傷つくのは
ちょっとイヤだな』
と最初に考えました。
でも、普通に打とうと決めて
打ったのですけど……
酷いミスショットでした。

こういうときに、心の中で
『そりゃないぜ、セニョール』
とつぶやきます。
バカボンのパパの
『これでイイのだ』
とつぶやくときもあります。
不条理があってこその
ゴルフだからです。
嘆いても何ら変わりません。
受け入れるための儀式は
持っているべきです。
怒ってしまっては
自らでスコアを破壊するだけで
ゴルフを楽しめません。

晴れない靄はないし、
止まない雨もありません。
我慢しながらチャンスを待つ、
それで終わってしまうのも
ゴルフなのさ、と
余裕なフリをします……

次のゴルフの予定があることは
ゴルファーとして
最高の幸せです。 

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