ゴルフ惑星

ゴルフの楽しさを享受するメルマガ『Golf Planet』のキャプテンc-noこと、ロマン派ゴルフ作家篠原の徒然。

ホールインワンのバイオリズム

2018年06月26日 10時30分03秒 | コース



生涯で9
回ホールインワンを
目の前で見たことがあります。
同伴者がしたのは5回。
後ろの組に打たせてて
グリーン奥から入るのを
見たのが3回。
1回は自分です。

ホールインワンをする前に
兆候があるような気がします。
ボールがやたらとピンに
かぶっていくようになるのです。
ミスっても、
ナイスショットでも、
とにかくピンに重なるように
飛んで行くのです。

ホールインワンは
宝くじのようなものですので、
運の流れというか、
バイオリズムがあるだと
考えています。

自分がホールインワンをしたのは、
20数年前でしたが、
その前の月から
兆候がありました。
やたらにピンに向かって
ボールが飛ぶので、
上手くなったような気がしました。
ホールインワンする前のパー3でも
30センチぐらいに止まって、
「本当にアイアンの天才になった」
と上機嫌でした。

その後、何度か、
そういう月間を経験しました。
どちらも、最終的にパー3で
ピンに当たったりして
チャンスを逃している内に
ピン筋からボールが
離れていきました。

現在、波が来ています。
3ラウンド連続で、
ボールがピン目指して
飛んで行くシーンが
急増しています。
冒頭のホールは、手前に落ちて
(ボールマークのところ)、
カップの脇に近づいてから
バックスピンで戻りました。
ボールが飛んで行く様を見て
コレは入るかも、と
真面目に思いました。
あと1センチ右なら
入ったかもしれません。

コレがピークで
波が引くように徐々に
普通になるような気もします。

ホールインワンは1回すれば
十分だと思います。
多くのゴルファーは、
ホールインワンを夢見たまま
ゴルフライフを終えることを
考慮すれば、
2回目は恐れ多いことです。

不思議なもので
ホールインワンを何度もする人も
世の中にはいます。
知り合いで、
4回という人がいました。
2回目と3回目は、
同じ年に達成して、
春と秋だったそうです。

通い慣れているコースでは
ピンポジションによって
ピンを狙わないパー3が
何ホールかあります。
そういうホールで
ミスショットが入ってしまうことを
想像しては
複雑な気分になります。
入ってしまうのは、
運が良いだけのまぐれで、
ベタピンは技術の高さを
証明のような気がするからです。

結局、ホールインワンは
狙うものではなく、
プレゼントであり、
ご褒美なのです。
ゴルファーとしては
ただ待つのが正解のようです。 

ゴルフプラネット 第65巻  ~頭を空っぽにしてゴルフを楽しもう~
篠原嗣典
マイナビ出版
ゴルフ千物語⑨ Powdery Snow
篠原 嗣典
マイナビ出版
ゴルフプラネット 2001年度版 【全4巻セット】
篠原 嗣典
マイナビ出版
まつよい
篠原嗣典 第3回マイナビ電子書籍コンテスト入選作
マイナビ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする