猫じじいのブログ

子どもたちや若者や弱者のために役立てばと、人権、思想、宗教、政治、教育、科学、精神医学について、自分の考えを述べます。

それでも 確実に 新型コロナ騒動はおさまりつつある

2020-05-20 22:30:33 | 新型コロナウイルス

先週は、初夏のようなさわやかな暑さで、なにか心がうきうきした。今週は、ふたたび、寒さが帰ってきて、心がなえる。

それでも、確実に、新型コロナ騒動はおさまりつつある。先週の5月14日に、39県の緊急事態宣言が解除された。明日、5月21日には、大阪府、京都府、兵庫県で、緊急事態宣言が解除される。来週の5月28日には、すべての都道府県で、緊急事態宣言が解除される。

横浜市の郊外、私の住んでいる集合住宅では、もう、子どもたちが外に大勢あつまって、ワーワーと遊んでいる。子どもたちは、6月1日から学校がはじまると、覚悟している。

横浜市の図書館も6月1日から開かれる。単に、閉鎖される前に予約した本を受けとるだけか、それとも、閲覧もできるのか、定かでないが。

大型商業施設がいつすべて開かれるか定かでない。食料品店や医薬雑貨店は、大型商業施設のなかでも、開かれているが、客はパラパラとしかいない。消費意欲がなえたままだ。

ヨーロッパや米国では、都市封鎖が解かれつつある。日本もそれに合わせた形だ。

問題は、世界では、新型コロナ確定感染者の累積数が、国民の0.1%から1%に達している。この確定感染者とは、PCR検査で陽性の判定を受けたものの数である。すでに新型コロナに対する免疫をもっているかの抗体検査は、まだ、各国で、部分的にしか行われていないが、確定感染者数の30倍から50倍であることをほのめかしている。

日本でも、日赤の献血を利用して、1000人分の抗体検査を行ったが、確定感染者数の20倍か30倍だったという。日本はPCR検査数をわざと絞ってきたから、確定感染者数でいうと、国民の0.013%である。集団免疫で、感染の流行がおさまるには、30倍しても、あまりに少なすぎる。

本当に、新型コロナ感染流行はおさまったのか。
本当におさまったのなら、なぜ、おさまったのか。抗体検査の結果が信頼できないのか。献血する人は、健康管理が行き届いていて、風邪などひかないのか。
1年半前の献血からも抗体検査で陽性がでたから、抗体検査試薬が不良品だったからか。

私は外出自粛や休業要請に飽き飽きしている。政治家も、もう、緊急事態にうんざりしているだろう。新型コロナ感染流行がおさまろうが、そうでなかろうが、日常に回帰せざるをえないのだろう。

それでも、新型コロナ感染の流行はまだ続くという不安から、気のゆるみがいけないとか、新しい日常の構築とか、第2波にそなえようとか、政府や政治家は勝手なことを言っている。

政府は、新型コロナ対策の1兆円を超える補正予算を組んだというが、その予算は新型コロナにムリヤリこじつけたもので、新型コロナと関係なく、以前から計画されていたものだ。新型コロナに限定した医療体制の財政的支援は数百億円だ。

新型コロナ感染流行はおさまるか否かにかかわらず、日常に回帰するという方向性には賛成だが、精神論だけで、第2波にそなえるというのは馬鹿げている。新型コロナ対策に必要な人員や物資をそろえる財政的支援を拡大しないといけない。新型コロナについて何が真実かの地味な研究を財政的に支援しないといけない。

それにしても、新型コロナ騒動は何だったのか。