きょうテレビで東京の新型コロナ新規感染者数が3124人と言っていた。来週の終わりには9500人にもなるかもと言っていた。
オミクロン株の感染力はすごい。
きのう、NPOからの帰りに電車に乗ったが、たまたま座った席の隣の人が咳をしていた。その人に申し訳ないと思ったが、やっぱり不安で席を立った。席を離れて見返すと、その人はマスクをしているが、鼻をマスクから外に出して咳をしていた。
きょうテレビで、国債医療福祉大学大学院教授の松本哲哉から行動抑制が必要と聞いた。
日本医科大教授の北村義浩は、テレビで、緊急承認の薬やワクチンの効果は試験管内での反応だったりして、大規模に使用してのみ、その効果がわかると言っていた。
同じく、テレビで、4カ月間隔でワクチンを接種していると免疫機能が落ちると言っていた。
息子に聞くと、ほとんどの医療関係者は、オミクロン株がたいしたことがないとは、言っていない。逆に、このまま、放置することを心配しているという。オミクロン株に心配がいらないと言っているのはメディアだけだと言う。
政府が前倒しでワクチンの接種をすると言っているが、前倒しは3月以降になるという。去年の7月末までに2回接種した人は、少しも前倒しにならないのだという。これでは、3回接種がほとんど進まないうちに、1月の終わりには、オミクロン株のピークが来るのではないか。
それにワクチンや薬は人によって効かないかもしれない。
息子には、電車で隣に座っていた人が ずっと咳をし続けていたとは、言えない。息子は私以上に心配性だ。
メディアは、根拠のない安全であるとか安全でないかとか言う前に、オミクロン株も、人と人が接触しなければ感染しないのだから、行動抑制を言うべきではないだろうか。三密(密集、密接、密閉)を避けることの重要性を言うべきではないだろうか。
経済が経済がと言うのはやめてほしい。
いつまにか、社会機能が維持できないと、感染者や濃厚接触者を無理やり職場復帰させる話に転化している。いつまにか、新型コロナに感染して、高熱に苦しんでも、死んでも、かまわないという話しになっている。
欧米での濃厚接触者の自宅待機期間が短いからといって、日本でもそうするというのは甘いのではないか。感染爆発を防げなかった欧米はやけくそになっているだけかもしれない。待機期間は、抗体検査やPCR検査でもう人にはうつしませんとわかってから、解除するのでないとオカシイと思う。
これからオミクロン株の感染爆発を迎える日本では、行動抑制は まだ有効だろう。岸田文雄も、誰からも反対されないことはあきらめて、行動抑制に踏み切るべきである。