にゃんこままの部屋

その時々に感じたことを、日記風につづります。

「サマーコンサート」の感想(2)

2006-06-12 11:23:28 | 舞台 イベント
マーチングバンド部は、現在劇団四季で、大ヒット公演中の「マンマ・ミーア」で使用されている曲を、マーチング風にアレンジしている。
私は劇団四季の公演は観ていないが、観た人の話によると、マーチングバンド部は劇団四季のまねではなく、EINS(チームのバンド名)独特のオリジナリティ溢れる舞台に仕上がっているとのことである。



1.HAVE A DREAM/ MAMMA MIA~by ABBA    
     迫力ある動きと演技で、思わず舞台に引き込まれる。ショーの幕開けに観客は思わず息をのむ。

2.DANZON~by Kennan Wylie
      パーカッションSoIo。いつもここはドラムのみの見せ場となっているが、今回ピットを用いたことにより、怪しくカッコのよい曲に仕上がっていた。ドラムの数も大幅に増え、迫力も感じられ、なかなかに見どころがあった。

3.DANCING QUEEN~by ABBA
    静かな雰囲気で始まり、最後は軽快に終わる、有名な洋楽歌手「ABBA」の曲の中でも特にメジャーな曲。会場からは、手拍子、中には歌を口ずさむ保護者も・・・。

4.THE WINNER TAKES IT ALL~by ABBA
    とてもストーリー性豊かな曲。最後は全員で一気に頂上を目指す。
    最高に仕上がっていた。
    トランペットのソロがとにかく素晴らしい。
     練り上げた音色の美しさ!
      伸びやかさも充分感じられた。      
    カラーガードのダンスも最高に素晴らしく、ブラスバンドと融合して最高の舞台を創りあげた。 




いつも思うのであるが、短期間でよくここまで仕上げられるなと感心してしまう。しかし、今回はそれだけでなく、今まで以上にものすごいパワーを感じてしまうのは私だけではないであろう。
今回見に来た人でも 、このショー目当てに来た人のなんと多かったことか。
というのは、今回のサマーコンサート当日は学校が休みで、例年ならば客席の半数は生徒で占められるが 、今回に限って一般客の割合が圧倒的に多かったからである。しかも、1階は立ち見まで出る超満員 。 今までの中で最高に 盛り上がった舞台となった。



アンコールまで披露してくれた。
カラーガードは宝塚歌劇の舞台顔負けのラインダンスまで披露してくれた。
それにしても、カラーガードの人数も大幅に増えたものだ。

部員の数も、130名(中1はどうなるか知らないが)ほどになった名実共に関西でNO.1のバンドに成長した。これからのこのクラブの今後の活躍に期待したい。
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「サマーコンサート」の感想(1)

2006-06-12 09:51:52 | 舞台 イベント
先日行われたサマーコンサートの感想を書いておこう。

中学コーラス部から。 
「美女と野獣」
   作詞:ハワード・アシュマン
   作曲:アラン・メンケン
  
  ディズニーでおなじみの名曲。
  中学生だが、声がよく揃っていて上手だった。

  「美女と野獣」は、昨年マーチングバンド部が、ステージマーチングで用いた「ファンタズミック」の中に納められていた曲だ。
ディズニーの名曲の中でも最高傑作と言っていい曲だろう。

話は、昨年のマーチングの話題になってしまうが、この「ファンタズミック」の中に用いた「禿山の一夜」の曲に触れておきたい。

それまでの楽しく明るいメロディーが一転して暗く恐ろしいイメージに変わるこの曲は、モデスト・ムソルグスキーの作曲である。

「ファンタズミック」は全編を通して明るく楽しく夢を誘うような舞台に仕上がっていた。その中で唯一、暗く重く恐ろしげな雰囲気を漂わせる場面である。
ステージにメリハリを付けるために必要な場面だが、カラーガードの衣装を急にかえるわけにもいかず、曲のみでその場の空気を変えていたと思う。

アマチュア・トップ・コンサートでは、宝塚歌劇の舞台背景と、照明でその効果は倍増していたと思われる。

「ファンタズミック」は、「美女と野獣」の要素を多く含むが、カラーガードの衣装のイメージはディズニーのファンタスチックな要素すべてが込められていたように思う。
ある時は妖精のように・・・。
ある時は童話のお姫様のように・・・。

話はマーチングバンド部になってしまったが、中学コーラス部の「美女と野獣」を聞いていると、つい昨年のマーチングの舞台と、ディズニー映画の名場面が重なってしまった。

他のディズニーの名曲も聴きたかったなぁとちょっぴり思ってしまうのである。

「星に願いを」~「ピノキオ」
「眠れる森の美女」

「白雪姫」
「ピーターパン」

などなど・・・。



   ムソルグスキー作曲
《交響詩:禿山の一夜》について
     作曲者:M.P.ムソルグスキー
     編曲者:N.A.リムスキー=コルサコフ 

        彼の数少ない管弦楽曲の一つです。
        この曲のオーケストレーションは、彼自身では完成できなかった       ので、死後、友人のリムスキー=コルサコフに修正が加えられたも       のが現在では一般的になっております。
        彼自身はもともとピアノ奏者であり、管弦楽法を学んでこなかっ        たことから、管弦楽曲の作曲は不可能であったわけです。
        同様に《展覧会の絵》も同じ境遇に扱われています。
        さてこの曲は禿山での闇の神達の饗宴が表現されています。
        冒頭は、夜が更け怪しげに迫ってくる感じから曲が立ち上がります。        
        次第に盛り上がっていき、どんどん饗宴が盛んになっていく感じ       です。        その饗宴も夜明けを知らせる教会の鐘を合図に次第に終焉を迎        え、静かに曲を閉じていきます。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする