「ぼくたち 恋人になろうよ
結婚して 2人の未来を1つにするんだ
カバンに 少しならお金を持っているんだぜ」
そこで 僕たちはタバコを1ケースと
ワグナーの奥さんが焼いたパイを買いました
それから アメリカを探しに歩き出したのです
「 ねえ キャッシー」と 僕は言いました
ぼくらはピッバークで グレイハウンドに乗ったんです
「ミシガンも 今では夢みたいだね
昔は4日もかかったんだよ
サギノウからヒッチハイクしたときね
ぼくは アメリカを探しにきたんだよ」
バスの中では乗客の顔を見ながら
ぼくらはゲームをして笑いました
彼女はギャバジンのスーツを着た男を見て
スパイだなんていったけ
だからいってやったんだ「気をつけろよ
奴のネクタイは 本当はカメラなんだ」ってね
「タバコを投げてくれないか
レイン・コートに最後の1つがあったはずだけれど」
「1時間も前に 私たち吸ってしまったわ」
そこで ぼくは景色を眺めることにしたのです
彼女は 雑誌を読んでいました
月が 広い草原のかなたに昇っていました
眠っているのを知ってはいたけど
ぼくは彼女に言ってみたんです
「キャシー 僕 分からなくなってしまった
虚しいんだよ 苦しいんだよ
なぜだかわからないのだけど」
ニュージャージー・ターンバイクでは走る車を数えてみたりしました
みんな やってきたのです
アメリカを探そうと
アメリカを求めてやってきたのです
みんな アメリカを求めてやってきたのです
-America 1968
Paul Simon
キャシー という女性を、ポールはまったく架空の人物といっているが、「キャシー の歌」というポールの作品には、詞全体がイギリス時代の事を言っているので、おそらくこのころの思い出につながる特定の女性をさすものではないだろうか?
「キャシーの歌」~ポール・サイモン
霧のような雨が まるで
想い出のように降りしきり
優しく 温かく ぼくの住む
屋根や壁を叩くのが聞こえてる
僕の心の隠れ家から
ぼくのひとみの窓越しに
雨に濡れた通りのかなたに 僕は見つめる
僕の心を残してきたイギリスを
僕の心は思いに乱れ
この想いは何マイルもこえて
眠りに付く君と共に眠り
1日を始める君に口付けを送る
僕の書いた歌は ほったからしにされ
あんなに時間を費やしたことが分からない
信じてもいない歌を書くために
韻をふくむのに ひきさきこじつけた詞なんかの
ぼくが 疑いだしたことがわかるだろう
今まで真実だとおもっていたこと全部を
確信もなく ぼくは一人で立っている
僕の知っている唯一つの真実は君だけなんだ
疲れ果てたあとを残して逝ってしまう
雨のしずくを眺めていると
僕は思う 雨と同じなのだと
だけど 僕は生きていく 君の優しい愛がある限り
結婚して 2人の未来を1つにするんだ
カバンに 少しならお金を持っているんだぜ」
そこで 僕たちはタバコを1ケースと
ワグナーの奥さんが焼いたパイを買いました
それから アメリカを探しに歩き出したのです
「 ねえ キャッシー」と 僕は言いました
ぼくらはピッバークで グレイハウンドに乗ったんです
「ミシガンも 今では夢みたいだね
昔は4日もかかったんだよ
サギノウからヒッチハイクしたときね
ぼくは アメリカを探しにきたんだよ」
バスの中では乗客の顔を見ながら
ぼくらはゲームをして笑いました
彼女はギャバジンのスーツを着た男を見て
スパイだなんていったけ
だからいってやったんだ「気をつけろよ
奴のネクタイは 本当はカメラなんだ」ってね
「タバコを投げてくれないか
レイン・コートに最後の1つがあったはずだけれど」
「1時間も前に 私たち吸ってしまったわ」
そこで ぼくは景色を眺めることにしたのです
彼女は 雑誌を読んでいました
月が 広い草原のかなたに昇っていました
眠っているのを知ってはいたけど
ぼくは彼女に言ってみたんです
「キャシー 僕 分からなくなってしまった
虚しいんだよ 苦しいんだよ
なぜだかわからないのだけど」
ニュージャージー・ターンバイクでは走る車を数えてみたりしました
みんな やってきたのです
アメリカを探そうと
アメリカを求めてやってきたのです
みんな アメリカを求めてやってきたのです
-America 1968
Paul Simon
キャシー という女性を、ポールはまったく架空の人物といっているが、「キャシー の歌」というポールの作品には、詞全体がイギリス時代の事を言っているので、おそらくこのころの思い出につながる特定の女性をさすものではないだろうか?
「キャシーの歌」~ポール・サイモン
霧のような雨が まるで
想い出のように降りしきり
優しく 温かく ぼくの住む
屋根や壁を叩くのが聞こえてる
僕の心の隠れ家から
ぼくのひとみの窓越しに
雨に濡れた通りのかなたに 僕は見つめる
僕の心を残してきたイギリスを
僕の心は思いに乱れ
この想いは何マイルもこえて
眠りに付く君と共に眠り
1日を始める君に口付けを送る
僕の書いた歌は ほったからしにされ
あんなに時間を費やしたことが分からない
信じてもいない歌を書くために
韻をふくむのに ひきさきこじつけた詞なんかの
ぼくが 疑いだしたことがわかるだろう
今まで真実だとおもっていたこと全部を
確信もなく ぼくは一人で立っている
僕の知っている唯一つの真実は君だけなんだ
疲れ果てたあとを残して逝ってしまう
雨のしずくを眺めていると
僕は思う 雨と同じなのだと
だけど 僕は生きていく 君の優しい愛がある限り