宝塚歌劇団「月組」で上演されると決まり、初めて宝塚歌劇を観た最初の感想は、舞台装置のすばらしさと、戦闘場面をダンスで処理する手際よさ、 大階段を断頭台への階段に見立て、アントワネットが処刑されたであろう次の瞬間、そのままフィナーレの電飾付きの華やかな大階段へと様変わりするあたり、「さすが!これぞ宝塚!!」とわれ知らず、心の中で叫んでいた。
それから、私の永い宝塚がよいが始まる。
もちろん、この舞台を観て自分たちの 力で、アマチュア「ベルばら」の劇もした。(このころ、ちまたでは「ベルばら」劇が流行った。)
衣装も自分達で間に合わせ、舞台も手作りで。高校3年生という多忙な時期であるにもかかわらず、今やらねば!と言う熱意で上演した。(勉強ははっきり言って捨てていた。)
私が演じたのは、パリの下町でパンを買うお金を稼ぐために身を売ろうとしてオスカルの馬車に近づき、結局オスカルに助けられる少女ロザリーを演じた。
ロザリーはその後オスカルの計らいで、貴族の教育を受けるが、1市民のジャーナリスト、ベルナールと結婚して、マリー・アントワネットの最後を看取る女性である。
世話になるオスカルを女性と知りながら、恋心を抱いてしまう読者の心を代表する役割も果たしている。
配役にあたって、自分でこの役を希望し、この役を精一杯演じ切り、満足した私は、演劇部に所属はしていたが、この役でもう充分してしまい2度と自分が何かを演じたいとは思わなくなった。
それほどこの役は私にとって意義深いものであった。これ以上の役は私にはないと思ったからである。
このロザリーと同じように、架空のオスカルに惹かれ、後、普通の男性と結婚したのであるから、ロザリーは私のその後の人生の青写真のような存在であった。
ロザリーを演じるに当たって、友達の一人からは、「もっと可愛い子がいないの?」とか、ずっと後になってからある人に、「目は大きいんだけどねぇ。オスカルの姪のル・ルーちゃんならもっとあってたかもね。」と言われてしまう私だが・・・。
(ル・ルーは、オスカルの姉の子。物語の展開に何ら影響を与えることのないキャラクターだが、ギャグっぽい場面で登場し、その場を笑いと和みの雰囲気に変えてしまう、お話の中では癒しの存在である。目の大きいところだけ、ロザリーに似ている。)
「ベルばら」は当時全国いたるところで、アマチュアも含めて演じられた。
宝塚のみならず、S79年海外でもカトリオーナ、マッコールという新人女優がオスカルを演じた「レディ・オスカル」という実写映画もでき、日本で上映もされた。
アニメでも、S79年10月10日~S80年9月3日までTV放映された。
現在、朝日新聞土曜版に「ベルばらKids」のコーナーが設けられている。
エンターテインメントブログ「ベルばら Kids ぷらざ」 ももうけられている。
それから、私の永い宝塚がよいが始まる。
もちろん、この舞台を観て自分たちの 力で、アマチュア「ベルばら」の劇もした。(このころ、ちまたでは「ベルばら」劇が流行った。)
衣装も自分達で間に合わせ、舞台も手作りで。高校3年生という多忙な時期であるにもかかわらず、今やらねば!と言う熱意で上演した。(勉強ははっきり言って捨てていた。)
私が演じたのは、パリの下町でパンを買うお金を稼ぐために身を売ろうとしてオスカルの馬車に近づき、結局オスカルに助けられる少女ロザリーを演じた。
ロザリーはその後オスカルの計らいで、貴族の教育を受けるが、1市民のジャーナリスト、ベルナールと結婚して、マリー・アントワネットの最後を看取る女性である。
世話になるオスカルを女性と知りながら、恋心を抱いてしまう読者の心を代表する役割も果たしている。
配役にあたって、自分でこの役を希望し、この役を精一杯演じ切り、満足した私は、演劇部に所属はしていたが、この役でもう充分してしまい2度と自分が何かを演じたいとは思わなくなった。
それほどこの役は私にとって意義深いものであった。これ以上の役は私にはないと思ったからである。
このロザリーと同じように、架空のオスカルに惹かれ、後、普通の男性と結婚したのであるから、ロザリーは私のその後の人生の青写真のような存在であった。
ロザリーを演じるに当たって、友達の一人からは、「もっと可愛い子がいないの?」とか、ずっと後になってからある人に、「目は大きいんだけどねぇ。オスカルの姪のル・ルーちゃんならもっとあってたかもね。」と言われてしまう私だが・・・。
(ル・ルーは、オスカルの姉の子。物語の展開に何ら影響を与えることのないキャラクターだが、ギャグっぽい場面で登場し、その場を笑いと和みの雰囲気に変えてしまう、お話の中では癒しの存在である。目の大きいところだけ、ロザリーに似ている。)
「ベルばら」は当時全国いたるところで、アマチュアも含めて演じられた。
宝塚のみならず、S79年海外でもカトリオーナ、マッコールという新人女優がオスカルを演じた「レディ・オスカル」という実写映画もでき、日本で上映もされた。
アニメでも、S79年10月10日~S80年9月3日までTV放映された。
現在、朝日新聞土曜版に「ベルばらKids」のコーナーが設けられている。
エンターテインメントブログ「ベルばら Kids ぷらざ」 ももうけられている。