悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
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日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集034 夕暮れは

2006-12-04 06:05:00 | 和泉式部集
2006-1204-yis034
夕暮れは夢の世界になっちゃって
「闇」なんてものなければいいのに   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○<34~36は『正集』「世間(よのなか)にあらまほしき事」の連作五首中の三首。>と新潮版注。私はこれに「なしはてて」(なっちゃって)連作と名付けた。「なしはてて…なからましかば」で統一されている原歌に対して、私は「なっちゃって…なければいいのに」で応じてみた。和泉の遊びを、千年後の悠山人が真剣に学ぶ三首。三首を従える詞書に、「つれづれなりし折に、よしなしごとにおぼえしこと、世の中にあらまほしきこと」。
□和034:ゆふぐれは さながらゆめに なしはてて
      やみてふことの なからましかば   
□悠034:ゆうぐれは ゆめのせかいに なっちゃって
      「やみ」なんてもの なければいいのに

俳句写真032 柿の木や

2006-12-04 06:00:00 | 俳句写真
2006-1204-yhs032
柿の木や
師走の月を
挟みたり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○このところ、夜の月見が楽しみ。それくらい晧晧。かの、賞味済みの柿の木、すっかり葉も落ちた。

□俳写032 かきのきや しはすのつきを はさみたり

【写真】月齢11、実写を1回だけ自動補正。
【memo】12月3日(日)の閲覧数、3042。どうしたわけか、急に3000超!