悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

和泉式部集048 ぼんやりと

2006-12-18 04:15:00 | 和泉式部集

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ぼんやりと意味あり顔で眺めても
あなたを夢に見たいだけなの   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○前置き、「ときどきくる人の、暮れゆくほどに、と言ひたるに」。考え事をしているように見えても、実のところは今宵もあなたの夢が見られますように、と思っているからなのよ。
□和048:ながめつつ ことありがほに くらしても
      かならずゆめの みえばこそあらめ
□悠048:ぼんやりと いみありがおで ながめても
      あなたをゆめに みたいだけなの


短歌写真271 アッピアの

2006-12-18 04:10:00 | 短歌写真

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アッピアの真直き道のその末に
世界の都は栄えたりとや   悠山人

○短歌写真、詠む。
○回想歌。アッピア街道 via Appia は、ローマ帝国の最重要の軍用道路。「世界の都」urbs mundi は、もちろんローマ Roma。
□短写271 アッピアの まなほきみちの そのすゑに
        せかいのみやこは さかえたりとや
【写真】高速道路から、一瞬の撮影である。35ミリから、旧作。


俳句写真039 冬晴れに

2006-12-18 04:05:00 | 俳句写真
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冬晴れに
樟のはや
芽吹きをり   悠山人

○俳句写真、詠む。
○樟。楠。揉みしだきたる葉の芳香に、微かな酔(ゑ)ひを感じながら枝張りを見れば、はや芽吹き盛りなり。げに生命の営みの厳かなるかな。

□俳写039 ふゆばれに くすのきのはや めぶきをり
【写真】きのう、公園で。