2007-0211-yis091
出家していい所などないものよ
大原山はすみにくかったの? 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「少将井(せうしゃうゐ)の尼、大原よりいでたると聞きて、つかはしける」。「少将井尼」は「伝未詳」(新潮版)。私は先に、『新古今集』第1630歌(現代詠130番歌)として紹介した(2005年12月21日条)。同所の大原炭伝説なども参照されたし。写本を異にするので、多少の異同がある。ここでは、現代詠も新しくした。また、「和泉式部」「恋多き女」「大原」などでブログ内検索すると、関連記事あり。
¶すみうかりけり=「すみ」は、「住み」「炭」を掛ける。「うかり」は「憂かり」。
□和091:よをそむく かたはいづくに ありぬべし
おほはらやまは すみうかりけり
□悠091:しゅっけして いい所など ないものよ
おおはらやまは すみにくかったの?
出家していい所などないものよ
大原山はすみにくかったの? 悠山人
○和泉式部集、詠む。
○「少将井(せうしゃうゐ)の尼、大原よりいでたると聞きて、つかはしける」。「少将井尼」は「伝未詳」(新潮版)。私は先に、『新古今集』第1630歌(現代詠130番歌)として紹介した(2005年12月21日条)。同所の大原炭伝説なども参照されたし。写本を異にするので、多少の異同がある。ここでは、現代詠も新しくした。また、「和泉式部」「恋多き女」「大原」などでブログ内検索すると、関連記事あり。
¶すみうかりけり=「すみ」は、「住み」「炭」を掛ける。「うかり」は「憂かり」。
□和091:よをそむく かたはいづくに ありぬべし
おほはらやまは すみうかりけり
□悠091:しゅっけして いい所など ないものよ
おおはらやまは すみにくかったの?