悠山人の新古今

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和泉式部集095 あき風が

2007-02-15 00:20:00 | 和泉式部集
2007-0215-yis095
あき風がどんなに強く吹く時も
葉のうら見せる顔にはしないわ   悠山人

○和泉式部集、詠む。
○「返し」。夫の下向に、和泉もしおらしい決意を詠う。
¶あき風=「秋」「飽き」と掛ける。
¶うらみ=<「裏見」に「恨み」をかける。>(新潮版)
□和095:あきかぜは すごくふくとも くずのはの
      うらみがほには みえじとぞおもふ
□悠095:あきかぜが どんなにつよくふくときも
      はのうらみせる かおにはしないわ