悠山人の新古今

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短歌写真500 ひとときの

2007-12-03 00:20:00 | 短歌写真
2007-1203-yts500
ひとときのはげしく燃ゆるあかきひは
小余綾ぎいそぐ紅葉なるかな   悠山人

○短歌写真、詠む。
〇師走に入って、紅葉を思い出したか
。「あかきひ」で、「赤(紅)・火・緋」を掛ける。
¶小余綾(こゆるぎ)=神奈川県大磯辺りを表す地名。ここから「の」を付けて、「いそ」にかかる枕詞になった。さらに現代語の「小揺ぎ」(小走りに急ぐ)を連想させる。漢三字で「こゆるぎ」だが、ここでは「ぎ」で送る。(『古語辞典』『広辞苑』)
□短写500 ひとときの はげしくもゆる あかきひは
        こゆるぎいそぐ もみぢなるかな
【写真】師走初日の芸術公園で。