2007-1213-yhs190
一遍の
まかりしを守る
寒椿 悠山人
○俳句写真、詠む。
○第二次大戦の絨毯爆撃で亡くなった、多くの市民が眠っている寺。時宗の寺を訪れるのは、珍しい。赤い花が青空を背景に、咲いている。「一遍」は「いちどき(一時)」「時宗開祖」を掛ける。
□俳写190 いっぺんの まかりしをもる かんつばき
【写真】改めて調べると、寒椿・山茶花・薮椿などの区別は、専門家でも難しいらしい。
【memo】京都・北野天満宮の大福梅(おおふくうめ。一袋六粒五百円)の発売開始(神社では「授与」と言う)。関連して私が選んだ和歌を挙げる。
新古今集1905 覚めぬれば 思ひ合せて 音をぞ泣く
心づくしの いにしへの夢 慈円
cf.「新古今現代詠159 目覚めれば」(2006年02月16日)。
同じきょう、祇園舞妓の新年挨拶回りも。