悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
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俳句写真190 一遍の

2007-12-13 00:10:00 | 俳句写真

2007-1213-yhs190
一遍の
まかりしを守る
寒椿   悠山人

○俳句写真、詠む。
○第二次大戦の絨毯爆撃で亡くなった、多くの市民が眠っている寺。時宗の寺を訪れるのは、珍しい。赤い花が青空を背景に、咲いている。
「一遍」は「いちどき(一時)」「時宗開祖」を掛ける。
□俳写190 いっぺんの まかりしをもる かんつばき
【写真】改めて調べると、寒椿・山茶花・薮椿などの区別は、専門家でも難しいらしい。
【memo】京都・北野天満宮の大福梅(おおふくうめ。一袋六粒五百円)の発売開始(神社では「授与」と言う)。関連して私が選んだ和歌を挙げる。
  新古今集1905 覚めぬれば 思ひ合せて 音をぞ泣く
            心づくしの いにしへの夢  慈円
  cf.「新古今現代詠159 目覚めれば」(2006年02月16日)。
同じきょう、祇園舞妓の新年挨拶回りも。