桃の花-藤原定家

2010-0408-stt007　桃の花-藤原定家

桃の花ながるる色をしるべとて
波にしたがふ春の盃　　藤原定家

-拾遺愚草員外・雑-

Mo-mo-no-ha-na na-ga-ru-ru-i-ro-wo shi-ru-be-to-te
na-mi-ni-shi-ta-ga-fu ha-ru-no-sa-ka-du-ki  FujiharanoTeika
-Shifuwigusau-ingwai, Miscellany-

俳句写真666 匂ひては

2010-0408-yhs666
匂ひては
やがて散るらん
桜花　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○もうあしたにも散るか、という気配。年年歳歳などという、言い慣らわされた成語を思いながら、詠句。
□俳写666　にほひては　やがてちるらん　さくらばな
【写真】花を淡色（あわいろ）に仕上げた。先日、芸術公園で。

俳句写真665 愛でられて

2010-0408-yhs665
愛でられて
花やぎのまに
桜ちる　　　悠山人

○俳句写真、詠む。
○散り落ちた花びらは、前日まではほとんど見られなかったのに・・・。
□俳写665　めでられて　はなやぎのまに　さくらちる
【写真】同じ位置で上下を撮影。先日、美術館で。