悠山人の新古今

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023 夏草が結べる

2005-07-25 05:05:00 | 新古今集


■当時の旅は、ほとんどの場合、徒歩によるだけであり、命がけの行為でもあった。だか
ら草の生い茂る道は、普通の風景だった。いま、旅行は趣味に数えられる時代。

【略注】○たまぼこの=~ほこの。道の枕詞。玉矛(たまほこ)は、玉で飾った美しい矛。
    ○道ゆき人=道行く人。旅人。
    ○結ぶ=(道しるべとして、旅の安全を祈って)草を結ぶ。結んだ草を道中の枕(草
    枕)にする。男女の契りをする。
    ○藤原元真(もとざね)=丹波介(副知事)。甲斐守清邦の長男。

* きのうのランボーの記事で、見出しの一部が文字化けになっている。フランス語アル
 ファベットの固有文字が原因だが、直し方が分からないからそのままにする。本文は正し
 い表記になっている。


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