040 哀感の景色は 2005-08-13 02:30:00 | 新古今集 ■新古今人の秋への思いは強い。なかでも「秋の夕暮」や「秋の夜の月」を結句とする歌が、非常に目立つ。(別項補注を予定)【略注】○色=「けしき。」(岩波版) 「秋の色。」(小学版) ○色まさる=「広がる哀感。いちだんと哀感のまさる」(小学版) 「一段とあわ れさの身にしむ」(岩波版) 「さらに悲しみの色がまさる」(新潮版) ○藤原良経=集では摂政太政大臣。悠 029 参照。 « 039 少しでも薄の | トップ | 短歌写真019 暑き日に »