悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

image887 瑠璃唐草2

2010-03-23 00:00:00 | images
2010-0323-yim887
title:nemophila2
yyyy/mm:2010/03
memo:瑠璃唐草。ネモフィラ nemophila。菜園の隙間を見つけては、増殖を続けている。小さい花なので、雑草扱いであるけれど、たまにはと、マクロで撮影してみた。名についての議論は、専門家に任せる。きのう、自宅で。
【memo-瑠璃唐草旧作】写真・句歌の旧作は以下。
2008-0320-yts551 短歌写真551 東の
 東の海を渡りし碧花の 小さく咲きたり瑠璃唐草とて
2008-0320-yhs240 俳句写真240 まぶしげに
 まぶしげに瑠璃唐草の春彼岸
2008-0320-yim473 image473 瑠璃唐草

俳句写真656 春蘭の

2010-03-22 07:10:00 | 俳句写真

2010-0322-yhs656
春蘭の
ひびきもうれし
春うらら   悠山人

○俳句写真、詠む。
○きのうは朝から春霞、と洒落た空模様。と思ったら、どうも様子がおかしい。まさかと危惧していたが、日本列島全体にかかる巨大な黄砂とか。午後からは風が出て高温快晴、真っ白い富士山も見えた。けさも穏やかな朝日。
□俳写656 しゅんらんの ひびきもうれし はるうらら
【写真】鉢仕立ての春蘭(しゅんらん)。先日、自宅で。


短歌写真913 われもまた

2010-03-21 00:10:00 | 短歌写真
2010-0321-yts913
われもまた若きをの子に戻らばや
なれは乙女の桜なりせば
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○乙女桜。Primula malacoides(プリムラ・マラコイデス)。乙女桜に対をなす男子(をのこ)桜などあれば、また風流なるべきや。夜が明けると春の雨。首都圏では間もなく晴れとのこと。列島では春の嵐、空陸定期便の運航停止、春の雪などの報。
□短写913 われもまた わかきをのこに もどらばや
        なれはをとめの さくらなりせば
【写真】鉢花に思い切り春の光を浴びせる。きのう、自宅で。
【memo-十六茶】「無香料・無着色」とうたう「新撰 十六茶」の箱に、和漢草の絵が並ぶ。左列に、霊芝・熊笹・柿の葉・アマチャヅル・ゴマ・紅花・キダチアロエ・アシタバ。右列に、ハトムギ・大麦・緑茶・玄米・黒豆・烏龍茶・ハブ茶・昆布。
【memo-鋏】剪定鋏を新調したら、説明文に主な種類が載っていた。古流鋏・池之坊鋏・庭園鋏・大久保鋏・刃長大久保鋏・剪定鋏・さつき鋏・盆栽鋏。

ゆきずりの-源頼国女

2010-03-21 00:00:00 | 名歌悠選

2010-0321-stt001 ゆきずりの-源頼国女

ゆきずりの花の折かと見るからに
過ぎにし春ぞいとど恋しき  源頼国女

-狭衣物語・巻四-

Yu-ki-zu-ri-no ha-na-no-wo-ri-ka-to mi-ru-ka-ra-ni
su-gi-ni-shi-ha-ru-zo i-to-do-ko-hi-shi-ki  MinamotonoYorikuninoMusume
-SagoromoMonogatari, vol.4-

Selected traditional tankas start.


短歌写真912 少年の

2010-03-20 06:30:00 | 短歌写真
2010-0320-yts912
少年の春とどまらずと狭衣は
弥生二十日のけふ始まりぬ
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○『狭衣物語』は、こう始まる。「少年の春は惜しめどもとどまらぬものなりければ、三月(やよひ)の二十日あまりにもなりぬ。」
cf. 2009年05月31日、短歌写真769
 少年の春はかくして行くらんか
 惜しみ惜しまれ留まらずして   悠山人
□短写912 せうねんの はるとどまらずと さごろもは
        やよひはつかの けふはじまりぬ
【写真】きのう、自宅で。

俳句写真655 花韮の

2010-03-19 00:50:00 | 俳句写真

2010-0319-yhs655
花韮の
うしろ姿も
めづるべし   悠山人

○俳句写真、詠む。
○花韮。写真撮影時に、正面からは難しかったので、それなら後姿で一句と。
□俳写655 はなにらの うしろすがたも めづるべし
【写真】きのう、自宅で。
【memo-白詩閑居】白居易の古詩に「閑居」があって、次の一節を見る。(内田泉之助『白氏文集』明徳出版社)
  心足即為富、身閑乃当貴。
  富貴在此中、何必居高位。
  (心足れば即ち富たり。身閑にして乃ち貴に当る。
   富貴此中に在り。何ぞ必ずしも高位に居らん。)
記して銘す。
  


短歌写真911 夏日かと

2010-03-17 07:40:00 | 短歌写真
2010-0317-yts911
夏日かとひとときに満ち開きたり
入りを待ちたる彼岸桜は
   悠山人

○短歌写真、詠む。
○春の天気は気紛れ。きのうの首都圏は各地で夏日前後の気温(25℃以上)。彼岸桜。彼岸はあしたが入り。「入り」「彼岸」で縁語。
□短写911 なつびかと ひとときにみち ひらきたり
        いりをまちたる ひがんざくらは
【写真】きのう、別宅の近くで。