悠山人の新古今

日本初→新古今集選、紫式部集全、和泉式部集全、各現代詠完了!
新領域→短歌写真&俳句写真!
日本初→源氏歌集全完了!

短歌写真1134 見るからに

2012-05-20 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1134 見るからに

見るからに色濃きおものなに問はば
真あかき薔薇は心までもと  悠山人

○短歌写真、詠む。
○自宅近く、道路沿いに、真っ赤な薔薇が20輪ほど咲いていた。今まで気がつかなかったから、薔薇と問答をした。花と会話している私を見て、その隣の女性が車から顔を出して、きれいな薔薇ですね、と声を掛けてきた。ふだん、話をしたこともないのに、である。このあと、薔薇園を訪ねる。
¶おも(面)=顔。
¶な(汝)=あなた。
□短写1134  みるからに いろこきおもの なにとはば

       まあかきばらは こころまでもと
【写真】きのう、自宅近く。
memo-FM: 夜、ながら聞きのつもりが、ながら聴きになった。アイーダ第二幕、東フィル。またぞろオペラ心が少し灯って、YTで検索。やはりあった、Houston 版、3:35:41(Freni-Domingo)。http://www.youtube.com/watch?v=3wNF3WlGKxc&feature=related 次に出て来たのは、ウクライナ語?と見当をつけたら、そのとおり。Львів 版。書き留めておくこともないが、参考までに。http://www.youtube.com/watch?v=JFz4Lun7pRE&feature=fvwrel 2:27:18。 ほかにもエスパーニャ(スペイン)語ものなど、いくつかある。最初の二つを、イントロだけ視聴してみた。


image1488 菜園の花1-じゃがいも

2012-05-20 01:00:00 | images

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image1488 菜園の花1-じゃがいも
title: flowerws_of_vegegarden1-Kartoffel
note: 猫額菜園にも、ささやかに花が咲く。きのう、自宅、薔薇園訪問の前に。
memo-YT: 蘇州夜曲の画面に一瞬出て来た漢詩、本物は李商隠らしい。「
初隨林靄動 稍共夜涼分|分类: 五言短詩擷英|初隨林靄動/稍共夜涼分/窗迥侵燈冷/庭虛近水聞|唐.李商隱《微雨》」 作者の名は、わが青の時代に初めて知ったが、懐かしく思い出される。


短歌写真1133 ひさかたの

2012-05-19 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1133 ひさかたの

ひさかたのさつきの空に浮ぶ富士
昼の夢かとまどひぬるかな

○短歌写真、詠む。
○はっきりしなかった五月の空も、この日午後から風が吹いて、富士山が幻想的に浮かび上がった。用言の用法、妥協の範囲は難しい。
□短写1133  ひさかたの さつきのそらに うかぶふじ

       ひるのゆめかと まどひぬるかな
【写真】きのう、二葉図書館駐車場から。電線・看板などを消去。
memo-YT: 阿蘭陀坂より経巡りてたうたう北支・満疆など死語初見語へ辿り着き、無辜なる民草の不条理なる死に思ひ至れり。


短歌写真1132 昼下り

2012-05-17 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1132 昼下り

昼下り春の夏日にひとり咲く

八重苧環のなぞかなしかり  悠山人

○短歌写真、詠む。
○八重咲き苧環(Aquilegia-multifold)。八重は滅多に見かけない。この日、ほとんど真夏日陽気。苧環はすべて毒根茎と。「かなし」は、「愛し」「悲し」に掛ける。
¶な(何)ぞ=なぜ(か)。どうして(か)。

□短写1132  ひるさがり はるのなつびに ひとりさく

       やへをだまきの なぞかなしかり
【写真】きのう、自宅付近、小水路脇。


短歌写真1131 朝の日に

2012-05-15 03:00:00 | 短歌写真

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短歌写真1131 朝の日に

朝の日に薄紅色の苧環の
うつむきたるやはぢらひならん  悠山人

○短歌写真、詠む。
○薄紅苧環の花姿。背丈が短めなので、やや上からの撮影になる。
□短写1131  あさのひに うすべにいろの をだまきの

       うつむきたるや はぢらひならん
【写真】同前。


image1485 薄紅苧環の蕾

2012-05-15 01:00:00 | images

2012-0515-yim1485
image1485 薄紅苧環の蕾
title: aquilegia-pink_bud
note: 苧環(おだまき)。紫色はたくさん咲いているけれど、薄紅色はこの一株だけ。きのう、自宅。
memo-YT: 「昭和二十年…八月十五日…汚辱の日…」(一部略)の字幕。5巻のうち2まで視聴する。電網・書きこみに、熱狂的な支持も見られる。耳も目も左右にひとつずつあるわが身としては、常にそのことを意識しなければ、と思う。片目片耳だけを真実の入り口とする人たちがいる限り、平安の訪れはない。


俳句写真1008 母の日の

2012-05-14 02:00:00 | 俳句写真

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俳句写真1008 母の日の
母の日の花の売場ははなやげり  悠山人

俳句写真、詠む。
○花屋へ立ち寄る。母の日。若い女性たちで、むせかえるような華やかさ。そのあと隣の小画廊へ。頭韻。
俳写1008  ははのひの はなのうりばは はなやげり

【写真】きのう、近くの花屋で。