6丁目のつぶやき

歩く、登る、耕す、聴く、造る、採る、乗る、見る、の写真ブログ徒然草

市民の紀州和歌山城

2019-06-22 | 
関空から高速バス40分で
直接JR和歌山駅へ
そこからまた市バスに乗換え
公園駅で下車
徳川御三家和歌山城は
和歌山市内の中央に
でんと堀をめぐらし
早朝のためか市民が大勢
散歩している


大手門から入城して



すぐ右側に
巨大な大木 楠
戦災で被災したが生き返り
幹回り直径7m 背丈25m 枝ぶり35m
樹齢450年と
その大きさに目を見張り
その生命力に
力をもらう


秀吉の弟秀長が築城
関ケ原の合戦後浅野幸長が拡張
徳川家康の十男頼宣が入封して
御三家の格式にかなう
大城郭に拡張して
戦災に遭い
鉄筋コンクリートで建て替えた


雨上がりの城内は
しっとりと濡れた石垣が
豊臣期の石を加工しない野面積み

淺野期の加工した打込接ぎ

徳川期の石種が違う切込み接ぎが

その時代時代の石工技術と
為政者の威光を反映して面白い

森の中に浮び上る大天守は
紀伊徳川家の威光を示して
荘厳だ

早朝のためまだ開場されず
天守閣も庭園も見られなかったが

城内は
犬の散歩、ランニング走者
そして
四つ葉のクローバーを探している
お婆ちゃん
身近な市民の城なんだなぁと・・・


コメント (1)
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