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昨日ウォーキング中に
藻岩山を仰ぎ見て
そうだ!
あそこ迄
登ろうと・・・
ノルマ1日一万歩だからと
老体に鞭打って
今朝思いついた
天気は快晴
昔履いた登山靴に
アイゼンをつけて
久しぶりの冬山登山だ
大雪で道を間違いながらも
登り口まで歩いて取り付いた
そこから馬の背まで1.9kmの案内標識
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誰かが残した足跡を
積雪かき分け
残ったツボ足に足を取られ
よろめきながら登る
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灌木の中
積もった雪面に太陽が
キラキラ反射し
清涼なオゾン一杯吸い込む
途中
カエデ、オヒヨウ、ホオノキ、ハリギリ
ウタイカンバの標識があり
各樹木を見上げて葉を想像
雪山の原生林を愛でる
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歩き始めて2時間
小山をUP、DN繰り返しながら
次第に下着が濡れ始め
帽子から汗が滴る
別ルートとの合流地点
馬の背にやっと辿り着けば
信心深い人が雪よけしてくれた
お地蔵さんが出迎える
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合掌してあと1.1km
登山者がひっきりなしで
ここは銀座の様
踏み鳴らした
急坂はアイス盤状態で
滑りに注意して登る
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頂上付近の坂道を喘ぎながら
急登してやっと
頂上ハウスの屋上に着く
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標高531m
藻岩山登山5コースから
集まった登山者が
ワイワイガヤガヤ
マスクを着用していないため
遠慮がちに
四方八方360度の山々を見渡し
総て登った若き日を
感慨に浸る
石狩川、豊平川に沿う
大都市札幌市街を眺望し
休む間もなく下山
今回ストックを
持参してこなかったため
帰りの降下には
何度か足を踏み外し
また人との交雑で苦労する
この山は
夏冬数え切れないほど登り
山への奢りがあったと
反省反省
馬の背からもと来た
北の沢コースにそれれば
静かな山旅で我一人
本来の冬山に戻る
計4時間の久しぶり登山は
往復距離9kmの雪中
想像以上の疲労と
加齢を自覚した
標高531mの藻岩山、手頃とはいえ冬山登山です
アイゼンやストックは欲しかったですよね~
無事でよかったですね~ 昔の感覚でコースも
危険個所も熟知しているつもりでも、気候や環境
一番は、gooakenko様の体力の変化がご自分の事は
ご自分が一番ご存じ・・のはず??が大間違いの元と
認識させられますよね~私は山は辞めましたが
数年前冬の上高地まで釜トンネルから歩いて数人で
行ってきましたが、それだけで疲れ切ってしまいました