青山潤三の世界・あや子版

あや子が紹介する、青山潤三氏の世界です。ジオログ「青山潤三ネイチャークラブ」もよろしく

遺書 44

2020-08-30 16:37:12 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




自民党総裁選で思うこと(多くの国民が最も変化が少なくて済むという消極的理由で望んでいるらしい菅官房長官のワンポイント登板を、多くの国民が忌み嫌う中韓寄りの二階幹事長の根回しによって為されそうになっていることに対する戸惑いに対して)。

まあ、僕が何を言おうとしているのか、受験脳のエリートお偉いさんたち(ことにメディアの人たち)には、わからないでしょうが。

昔、神戸(僕の地元です)に飛行場を作る、という話がありました。

市民の大勢は、「神戸に飛行場は絶対に必要!」という声で一致していたようです。と同時に「騒音とかは嫌、だから(絶対に必要だけれど)神戸市内には作らずに、隣の芦屋とか淡路島に作ってくれ」ということも。

どう考えても変なのだけれど、当時神戸市民の大半は、そう思っていたみたいなのですね。

同じ頃、「山、海に行く!」の一大キャッチフレーズをもって、神戸は全国(全世界)に名を轟かせました。六甲山西部の須磨アルプスを切り崩し、ベルトコンベアーで土砂を海に運んで、「ポートアイランド」「六甲アイランド」の埋め立て地を造り、土砂を切り取った跡地に「西神ニュータウン」を造成しました。

新しい人類文明の成果の象徴として、多くの人々が賛美し、神戸市民は誇りに思っていたのです。
「思っていた」と過去形で書きましたが、今も多くの人々の思想・価値観は、同じようなところにあるのでしょうね。

ちなみに、「冷房」が各家庭に一気に普及しだしたのも、その前後からだったと思います。

須磨アルプス、、、、、素晴らしい自然の宝庫だったです。地元民として、僕の誇りでした。

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「オガサワラシジミ絶滅」、というニュース。

新宿御苑のケージとかに、飼育個体19頭を残すのみ、とか、書かれていました。くれぐれも願うのですが、せめて「飼育個体を増やして現地に放蝶」みたいなバカなことは辞めてくださいね。

オガサワラシジミに関しては、僕は世界で一番詳しいと自負しています。その僕からの願いです。静かに終わらせてあげたいです。

この蝶をメインに構成した白水社刊「緑の島の進化論~小笠原の自然」は、くしくも今年、実質絶版になったそうです。具体的には、在庫が10冊を切り、再版はしないと。

最後に残ってる数冊は、僕に無償で頂けるはずなので、必要な方があれば連絡を下さい。

なお、「現代ビジネス」にも、2年ほど前にオガサワラシジミの保護運動に関する批判記事を掲載したことがあります。30回近い掲載記事中、最も人気がなかったのがこの回らしいです。

追記しておきます。

僕の直感ですが、野生個体は、まだ残っていると思います。

人の行けない場所、例えば、母島石門山の奥の海岸断崖上に生える、クス科のタブノキ(ムニンアオガシ)の高木樹冠の蕾に産卵・生育する集団。

一般的には、シソ科ムラサキシキブ属が食草とされていますが、母種(僕はあえてそう位置づけています)のルリシジミ同様に、(樹木を含む)多岐に亘る科を食草としているのです。







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遺書 43

2020-08-30 12:25:39 | 香港デモ、新型ウイルス、日記




追悼。Milly Smille

3か月余遅れなんですが、今知りました。5月に亡くなっていたんですね。73歳。僕の一つ上です。

僕がこよなく愛したカリビアン女性シンガーです。1963年にデビュー。64年「マイ・ボーイ・ロリポップ」の世界的大ヒットで、「スカ(ジャマイカ音楽)の女王」として終生を過ごします。

60年代前半の女性歌手のヒット曲は、コニー・フランシスとブレンダ・リーの2大女王で、大部分が占められていました。男性歌手を加えても(エルヴィスを除けば)2人の実績が突出しています。

男性陣の場合は、一曲大ヒットを放ったなら、その後10~20曲以上のチャートインを続ける例が結構多くあります。一方、女性陣の大半は、ほぼ一発ヒット(小ヒットを含めてせいぜい2~3曲)。

60年代前半の女性歌手で、トップ10ヒットを2曲以上持つ歌手と言えば、、、ティミー・ユーロー、アニタ・ブライアント、スー・トンプソン、ディディ・シャープ、レスリー・ゴーアら、数人しか思い浮かばない(ナンシー・シナトラ、ペトゥラ・クラーク、ディアンヌ・ワーウイック、ダスティ・スプリングフィールドらは、60年代中期以降)。

群雄(雌?)割拠だった50年代や70年代とは対照的です。

「ジョニー・エンジェル」のシェリー・フェブレー、「内気なジョニー」のジョニー・ソマーズ、「ロコモーション」のリトル・ヱヴァ、「アイ・ウイル・フォロー・ヒム」のリトル・ペギー・マーチ(彼女の場合はトップ40ヒット曲が他に2曲ありますが)、「ボビーに首ったけ」のマーシー・ブレイン、「ドミニク」のスール・スーリール、「ネイビー・ブルー」のダイアン・リネイ、、、、。

ただし、彼女たちの場合は、それらの「一発ヒット」が強烈な印象を持つことから、むしろ数多のヒット曲を持つコニーやブレンダ以上に、後の存在感を得ています。

ミリー・スモールは、「マイ・ボーイ・ロリポップ」のあと、もう一曲Hot100チャート曲があります。また、チャートインはしなくても、その後何年にも亘り佳曲をリリースし続けています。でも、生涯“「マイ・ボーイ・ロリポップ」のミリー・スモール”として、ジャマイカの英雄(雌?)であることを受け入れ続けてきたわけです。

以下、女性、ということに焦点を当てての僕の想い(以前にも書いた)です。この曲がヒットしたリアルタイムでは、17歳。歳にしては子供っぽいイメージで、はっきり言って、タドンのようで(ゴメン!)色気ゼロ。それが10年後の映像では、ムチムチのお姉さんになっています。なんか、この流れ、僕は好きなんですね。

「My Boy Lollipop」 1964 Billboard Hot100 No.2
Milly Smille(1947~2020)


Millie Small - Live at the Myer Music Bowl (1965)



Millie Small-My Boy Lollipop (1973).flv



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ミリー・スモールの逝去を知ったのは、「ペパーミント・ツイスト」(ジョイ・ディ)→「ザ・ツイスト」(チャビー・チェッカー)→ディディ・シャープ→ミリー・スモール、、、と検索していった結果です。

昨日、アメリカン・ポップスにおける“「ペパーミント」アーティスト”として、「ペパーミント・トロッリー・カンパニー」を取り上げたのですが、曲としての「ペパーミント」も紹介しておくべきですね。60年代初頭のツイストのブームは、それはもう物凄いものでした。チャビー・チェッカーの「ザ・ツイスト」と、
ジョイ・ディー&スター・ライナーズの「ペパーミント・ツイスト」(藤木孝の「ツイストNo.1」はこちらが原曲)がNo.1ヒットになっています。

映像の左側の4頭身(に見える)人がジョイ・ディです(この時代の映像は、何故か向かって左側に映ってる人が、頭でっかちに見えることが多いようです)。

ジョイは実際に背が低いことは確かなのでしょうが、、、それにしても、これはないですね(もうちょっとまともなのも合わせて張り付けておきました)。

「Peppermint Twist」 1962 Billboard Hot100 No.1
Joey Dee (1940~) & Sterliters


Joey Dee & The Starlighters - Peppermint Twis


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最近は、腹が立つことだらけです。ことにインターネット上での広告。ほんとにウンザリ&イライラします。まさにストレスの溜まり場です(特にユーチュブに入ってるやつ)。

それと、(むろんコロナ騒動や熱中症騒ぎに対してもですが)人種・性別などへの、差別に対しての、人々の反応。 

人種差別に関しては、あまりに大きく複雑なので、僕自身は、黙って、かつ深い部分で(ある意味人生かけて)アピールしていくつもりですが、性差別については、正面切って言いたいところがあります。

「女性」の「呼び名」の変更提案に対する、ハリーボッターの作者(僕は個人的には映画も作者も余り好印象はもっていませんが、それは別として)の反応。僕は、彼女の気持ち分かるように思います。

「男は男」「女は女」(両性は両性)、それでいいじゃないですか。「ジェンダー・フリー」とか、何もかも「一律公平」にする必要が、どこにあるのでしょうか?

それで、その話題が出たときの、僕の「一発回答」として用意していたのが、ロジャー・ミラーの「キング・オブ・ザ・ロード」のユーチュブ動画(「クイーン・オブ・ザ・ハウス」動画とのセットで)です。

ところが、それがユーチュブ上から消えてしまった。

白黒画面の「キング・オブ・ザ・ロード」。たばこが充満している画面がいけないのでしょうか?貨物列車にタダ乗りしている画面がダメなのでしょうか?貧乏そうな汚いジジイばかりが出てくるのがいかんのでしょうか?「男」の本質?を見事に捉えている映像だと思っていたのですが、、、。

「クイーン・オブ・ザ・ハウス」のほうの動画は、ユーチュブに残っていました。「女性」の本質を、見事に捉えていると思います(そんなこと言うと「差別」と指摘されてしまいそうですが)。でも、「キング・オブ・ザ・ロード」の僕のお気に入り動画との対比出なければ、面白さは半減以下になってしまいます。残念です。

「King Of The Road」 1965 Billboard Hot100 No.4/C&W No.1/Adult No.1
Rodjer Millor (1936~1992)
 [探してるのがな無かったので]

「Qween Of The House」 1965 Billboard Hot100 No.12/C&W No.5/Adult No.4
Jody Millor (1941~)


元歌のロジャー・ミラー「キング・オブ・ザ・ロード」と、アンサー・ソングのジョディ・ミラー「クイーン・オブ・ザ・ハウス」両方とも、ポップ/カントリーで大ヒットしました。

ちなみに、ロジャー・ミラーとジョディ・ミラーは、血縁も姻戚関係も、全くないとのこと。ともに本名で、偶然なのですね。

「キング~(+クイーン~)」は、1965年のグラミー賞で、7冠(のちにマイケル・ジャクソンが「スリラー」で為すまで唯一の達成者)を獲得しています。

グラミー賞は権威ある賞なので、当時のティーン・アイドル歌手には縁遠い存在だったのですが、ジョニー・ティロットソンは、2度ノミネートされています。ティーン・ポップ歌手としては、異例の待遇と言えるでしょう。

「涙ながらに」が、1962年の最優秀男性C&Wシングルに、「ハートエイクス・バイ・ザ・ナンバー」が、1965年の最優秀男性歌唱Adult Contemporaryシングルに、それぞれノミネートされています。

後者に関しては、ほとんどジョークとしか言いようがありません(笑)。ノミネート面々は、「イエスタディ」でポール・マッカトニー、「イッツ・ノット・アンユージャル」でトム・ジョーンズ、「1・2・3」でレン・バリー、それにジョニー・ティロットソンの「ハートエイク・バイ・ザ・ナンバー」と、受賞曲のロジャー・ミラーの「キング・オブ・ザ・ロード」。面子を見るにつれ、ジョニーとしては、身分不相応な栄誉ではあると思います。

なお、ジョディ・ミラーは、ジョニーの「涙ながらに」をカバーしてくれています。数多のカバーの中で、最もダイナミックに歌い上げています。

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台風9号に関するニュースにコメント入れときました。

>>7月豪雨。8月猛暑。9月台風。絵に描いたように律義にやってきますね。昔から、当たり前、と言えば当たり前なんですけれど、、、。

批判楽しみにしていたのですが、「そう思う0/そうは思わない0」全くスルーされています(笑)。

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昨日の安倍さんの会見、リアルタイムでしていました。今日のネット上にも、その話題が溢れています。

笑ったのは、室生卯月(安部さんの天敵)女史のコメント(ネタ?)。
「明日から何を考えて生きていこう、、、」

この人、きっと安部さん好きだったんですよ(笑)。本人は絶対拒否するだろうけれど、そんな人沢山いそうだし、三世だって最近カミングアウトしています。僕だって、、、(口が裂けても言いたくはないですが、笑)。

はっきり言えることは、マスコミの記者の質問の、余りの醜さ。

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100m、今回はケンブリッジ飛鳥が0.02秒差で桐生に雪辱しましたね(僕は昔陸上をやっていたので、ことのほか興味があります)。まさに「切磋琢磨」。

ところで、陸上短距離コラム記事には、いつものようにこんなコメントが付きます。

>差別っぽい事いうけど、ケンブリッジ、サニーブラウン、日本人に全く見えんのだよ。やはり桐生を応援してしまう。
↑“これは差別ではなく区別です”とか言ってないことだけは評価しますかね。ちょっと辛いのは、「そう思う4/そうは思わない1」。

>まぁ、あまり日本人と認めたくないけど、せいぜい頑張ってくれ。

こんなのもありました。

>単一民族としての日本人を応援したい。

僕のリコメント。

>>意味が良く判らない、、、。










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