★6月16日の記事に、いいね!その他ありがとうございました。
アパートの裏山- Nature of Misty Hill青梅市霞丘陵の自然(and 狭山丘陵“緑の森”)2021.6.13-15
カテゴリー:「コロナ」「差別問題と民主化運動」「身近な自然」
いや、凄いことになってますよ。
一日に、8つの行政(市と町)を歩いて行き来してるという、、、。そんな人は、僕のほかに、そう多くはいないんではないでしょうか?
理由は、もちろん交通費の節約、です。満身創痍の73歳の老人に、こんな苦行をさせている日本と言う国は、なんと酷い国なんでしょう(笑)。
青梅市、羽村市、福生市、瑞穂町、武蔵村山市(以上東京都)、所沢市、入間市、飯能市(以上埼玉県)。
青梅市の隣町(のひとつ)は瑞穂町なんですね。今まで知りませんでした。
それで、新しいペンネーム作りました。
「押部谷藍那」(文筆業)
「押部谷瑞穂」(写真家)
“謎の双子の姉妹”という設定で、、、、。
「神戸電鉄:粟生線」と「JR東日本:八高線」。結構いい勝負だと思います。
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ミドリシジミの関連から、霞丘陵の東隣の狭山丘陵の西端にある「緑の森の博物館」で協力を得ることになりました。
スタッフのSさんには、失礼な事を言っちゃいました。
Sさん:
>Sと申します。
僕:
>あ、巨人の旧・四番ね。僕は阪神の選手の名前は覚えられるけれど、巨人の選手は覚えられません、紙に書いてください。
後で気が付きました。Sは巨人の旧・四番だけではなく、阪神の二番手捕手でもあります。僕としたことが、何という失態。
Sさんとは、どこかで会ったような気が、、、。思い出しました。昆明の“第三の常宿ユース・ホステル”の、僕の天敵(笑)受け付け嬢に良く似ているのです。しょっちゅう喧嘩していた。いつもいつも腹立たしい事この上もないのです。
そのたびにモニカに電話して「腹が立つので、すぐに来てくれ」。僕の代わりに中国語でそいつに怒って貰おうと思うのですが、逆に僕が叱られます。「それはジュンゾウが悪い」と。「今後そんなことで怒っては成らぬ」と。
そりゃ理不尽だと思う(いろいろとあります、そいつのせいで飛行機に乗り損ねたり、、、)のだけれど、モニカの決め台詞「ここは中国だ!」を聞けば、納得せざるを得ません。
まあ何度も喧嘩したので、その後はかえって信頼関係を築けたみたいで、結果オーライと言えなくもないのですが。
何が言いたいのかと言うと、(「ここは中国だ」を反対側から見ると)「ここは日本だ」、、、、と言う事ですね。
出会う見知らぬ人たち(道を尋ねたり、、、)みんな、本当に親切です。自然も豊かだし。
でも、“どっか違うんじゃないか?”という想い(象徴的存在が“マスク”)。
“違和感の正体”を突き詰めていくと、「ここは日本だ」、、、、なんですね。
その話については、また後でします。
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S嬢が教えてくれた“ハンノキ”の木に、3日間通いました。(8つの市・町に跨って)一日10数キロ歩いて。
以下は、その樹の周辺での撮影。
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ハンノキの木。16時39分(2021.6.14)。
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ここで、3日間待機。16時39分(2021.6.14)。
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ミドリシジミの産卵。15時46分(2021.6.14)。
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16時32分(2021.6.14)。
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16時32分(2021.6.14)。
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16時32分(2021.6.14)。
「会ったとたんに一目惚れ」(テディ・ベアーズ/フィル・スペクター)
ならぬ
「着いたとたんに曇り空」(緑の森の博物館のハンノキの木)
です。
計5度訪れて、毎回太陽が顔を出すのを待ちながら、「ハンノキの木」の脇に佇んで、適当に“ミドリシジミ以外の蝶(概ね普通種)”も撮影していました。その一部は前回のブログでアップしました。今回は各種の「産卵」に絞って紹介します。
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モンキチョウの産卵。“ハンノキの木”のすぐ横にて。15時15分(2021.6.15)。
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新鮮個体なので、既に第三化かも知れませんね。第一化/第二化では「スズメノエンドウ」(たぶん在来種)への産卵確認済み。クローバーは帰化植物ですから、(日本産に限って言えば)本来の食草ではありません。15時15分(2021.6.15)。
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15時15分(2021.6.15)。
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ツバメシジミの産卵。同じく“ハンノキの木”のすぐ横にて。第一化については、4月22日に「カラスノエンドウ」(たぶん在来種)への産卵を撮影・紹介しています。今日(6月16日)、同じコリアス草原で数頭見ました(昨日のブログで紹介)。ちなみに、モンキチョウのほうは、くまなく探したのだけれど、一頭しか見なかった(たぶん第三化の先兵、霞丘陵コリアス草原の標高が約200m、緑の森ハンノキの木の標高が約120mですから、発生時期に数日の差が生じるのかな?)。15時26分(2021.6.15)。
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サトキマダラヒカゲの産卵。“ハンノキの木”のすぐ近くで。ササ属の葉裏に産卵するクロヒカゲと異なり、ヒカゲチョウ共々、メダケ属(アズマネザサなど)の葉裏に産卵します。ヒカゲチョウ、クロヒカゲが卵を一個ずつ産み付けて行くのに対し、サトキマダラヒカゲは卵塊を作ります。16時49分(2021.6.14)。
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16時49分(2021.6.14)。
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16時50分(2021.6.14)。
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16時53分(2021.6.14)。
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スジグロチョウ*の産卵。これも“ハンノキの木”のすぐ横。
*僕は「スジグロシロチョウ」とは呼びません。1980年代まで踏襲されて来た「スジグロチョウ」で通します。
片っ端からあちこちの葉に触れながら飛び続け、食草と違うと分かるとすぐに他の草に飛び移ります。14時38分(2021.6.15)。
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食草に行き当たるのは、10数回の接触に一回ぐらいの割合です。大抵は付近をぐるっと一回りして、同じところに戻ってきます。14時38分(2021.6.15)。
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おいおい、そっちに行ってもイヌガラシないよ!と教えてあげたいのだけれど、自分で確かめたいみたいです。14時39分(2021.6.15)。
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大抵は付近をぐるりと一回りして、同じところに戻ってきます。14時40分(2021.6.15)。
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既に産み付けられている卵が数個ありますが、この度の“ぐるりと一周”中に産み付けられたのではありません。前回、前々回、、、もしくは別個体の可能性もあります。14時47分(2021.6.15)。
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横に一覧産み付けたあと、1センチほどずらした位置にもう一卵産み付けようとしました。14時48分(2021.6.15)。
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しかし、この態勢に入ってから、同じ(イヌガラシの葉裏に腹端をくっつけた)姿勢のまま、ピタリと動かなくなった。14時48分(2021.6.15)。
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14時48分(2021.6.15)。
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14時49分(2021.6.15)。
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14時49分(2021.6.15)。
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ここまで3分余、シャッター回数50枚分。14時50分(2021.6.15)。
(*後述するようにカメラはぶっ壊れていて度々作動しなくなりますが、この時はちゃんと続けてシャッターが切れました)。
これが、例えばミヤマシロチョウだと、この姿勢で数10個の卵を産み続けるわけで、、、。分散して産み付けるか、一度に産み付けるか、、、燃費的には後者の方が良いのかもしれず、この個体は、ふと、そのことを考えて固まってしまっている、、、(そんなわけないか)。
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18時15分(2021.6.13)。ミドリシジミの雄は近くに降りては来ませんでした。午後6時を過ぎたあたりになると、突如樹冠の上で数頭の雄の激しい追飛翔が始まります。しかし典型的な“卍巴飛翔”には至りません。あと一時間ほど待てば、(真っ暗になる直前)低いところに降りてきて卍巴飛翔を始める可能性がありますが、どうせ写真は撮れないでしょうから引き上げることにしました。
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18時16分(2021.6.13)。
ちなみに、ある程度の長時間継続卍巴飛翔を行うのは、高等ゼフィルス各種(例:クロミドリシジミ午前4時頃、ウラクロシジミ午後7時頃、、、ジョウザンミドリシジミなどのように午前9時前後の太陽光が当たる時間帯に行う種もいます)のほか、僕が確認した中国産の別グループの種では、サファイアオオルリシジミ Caerulea coeligena(正午前後)、ルリオビヒカゲMandarinia regalis(午後7時頃)、意外な種として、ヒメジャノメ(日中~夕刻)なども顕著な卍巴飛翔を行います。
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青梅市の東隣の町、瑞穂町の案内地図。「緑の森」は、行政的には埼玉県側に入るようです(地図の右上端)。北縁に入間市、左上方向に飯能市、左縁北半分に青梅市、左下半分が羽村市、右下半分が武蔵村山市、下側に福生市。
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カメラが絶望的な状態です。すぐに動かなくなったりおかしくなったりして、その都度一々初期化に戻さねばなりません。それでも駄目な時があります。例えばこんな感じ(上写真)になったので、撮影現場から時間をかけて福生のスタバに移り、いろいろ試してやっと正常(下写真=スタバの窓から撮影テスト)に戻りました。
しかし、その時点では、まだ良かったのです。この後、移動中のバス座席の角にカメラをぶつけてしまって、更にひどい状態になってしまっています。一度動かなくなると初期化してもダメで、やけくそで10回ほどレンズ交換を繰り返したり、バッテリーやカードを出し入れしたりしていると、暫くの間、突如動き出したりします。そしてまたすぐダメになります(前回紹介の6月16日の霞丘陵はその状態での撮影)。