8月11日(金) 山の日
夜中はずっと強い風にテントが揺れていました。
朝起きると外はガスで真っ白でしたが、
テントを撤収し、△槍ヶ岳へアタックしました。
△槍ヶ岳 3180m
残念ながら五里霧中の頂上でした。
祠 お賽銭は風で飛ばされないのでしょうか・・。
△二等三角点
点名:鎗ヶ岳
※国土地理院 点の記情報によると、実際には三角点は「亡失」になっていましたが、
今年度発行の昭文社山と高原地図(五万図)には、三角点マークが頂上に掲載されています。
この標石?らしき石は乗せてあるだけ。
本物の標石は全長が長いので、もしかしてただの立方体の石を標石代わりに
置いてあるのでしょうか・・・。
☆山の日に際し、各地の山は登山者で賑わっていたことと思います。
△槍ヶ岳も、小屋・テント場ともに満員御礼の状態だった様です。
さて・・槍から下りて今日の行程へ縦走を続けます。
△中岳 3034m
☆霧でカメラが濡れるので本日はピークごとのポイント写真ばかりです。
風情がありませんがご了承下さい。
台湾の登山者が多く来られていました。
この雪渓近くで休んでいると、台湾の方(男性)から「撮って下さい!」と撮影を頼まれました。
その方、雪渓の下にわざと挟まり、両手を上げて「help me!」とポーズを取りました。
日本語にも山にも慣れておられて感心しました。
△南岳 3232.9m
△三等三角点
点名:北穂高
標高:3032.88m
△北穂高岳 3106m
☆槍ヶ岳から北穂までのルートは、スリルの連続でした・・・。
北穂高小屋
北アルプスの小屋はどこも物販が華やかですが・・
私のお買い物はビール&お水だけ。
テント場 23号地に設営。
北穂のテント場は小屋から下ること15分くらい(上り20分)の場所です。
小屋とテント場の間に△北穂ピークがあるので(テント場 ー △北穂 ー トイレ(小屋))、
トイレに1回行く毎、必然的に△北穂を二回登頂してしまうという立地です。
今回の山行5日分+αの食料は、軽量且つ水を多量に使わないメニューに
しました。(稜線の幕地は水場が無い為)
入山3日目はガスに阻まれました。
明日は晴れることを願いつつ19時頃就寝。
2017.8.11
行程:槍ヶ岳テント場ー△槍ヶ岳ー大喰岳(おおばみだけ)ー△中岳ー△南岳ー(大キレット)-長谷川ピークー飛騨泣きー△北穂高岳ー北穂高テント場
☆クサリ、はしごの続く岩稜ルートはスリルがあって楽しいものの、ザックの荷重に重心が振られると、ちょっと怖かったです。
何はともあれ“No滑落”でやれやれでした。