けんこう登山会の帰途、ちくさクリンソウ園の入り口にて、
サラサドウダン(ツツジ科)のお花見をしました。
今年初のサラサドウダン
やはりとても美しいですね・・・
青空の下に見ると、清楚な清々しさが際立って・・
虫が・・
夢中に顔を突っ込んでいますが、
蜜も素晴らしいのでしょう・・
ラプンツェルのランタンの様!
第9回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会に参加しました。
GPS軌跡
2023.6.3(土) 第9回岡山・兵庫県境交流けんこう登山会
行程:神戸三田IC=山崎IC=R29=R429=県道72号線=峰越峠(みそぎ峠)=若杉天然林Pー若杉峠ー三国平ー天児屋山ー三国平ー峰越峠ー若杉天然林P
=~~往路に同じ~~神戸三田IC
地図:岡山・兵庫 県境縦走路 ガイドマップ
1/25000地形図:『西河内』
メンバー:登山会参加者
案内フライヤーけんこう登山会とは・・
兵庫・岡山県境のまち(兵庫県宍粟市、岡山県美作市・西粟倉村)が県境の山々を
巡る登山を通じて交流を深めるため、2012年より実施してきた交流登山会です。
「県交流」&「健康」を兼ね、「けんこう登山会」と名付いたそうです。
若杉天然林から大勢で出発。
ナナカマド(バラ科)の花が満開でした。
ヤブデマリ(レンプクソウ科)
☆『装飾花がつき、ガクアジサイ類に似るが別の仲間』
(樹木図鑑より)
ガクアジサイ、ヤマアジサイ、ノリウツギ、コアジサイ
などは皆、(アジサイ科)ですが、これは違うのですね・・
カキドオシ(シソ科)
雨後であり、せせらぎ沿いの登山道では、色々な植物が
見られました。
「森林浴の森日本100選 若杉天然林」の看板
木々の新緑、水を含んだコケも活き活きで、身体まで緑色に染まります。
皆で和気あいあいと進みます。
タニギキョウ(キキョウ科)
キイロスッポンタケ(スッポンタケ科)
図鑑では見ていたものの、初めて目の当たりにしました!
頭頂部には孔(あな)が開いています。
☆変な臭いがしますが、これはハエなどを呼び寄せ、胞子を
運ばせる為、とのこと。
木道
若杉峠のおじぞうさん
展望地からくらます(中央の山)を望む
コハクウンボク(エゴノキ科)の木が散見されます。
岡山・鳥取・兵庫の三県境の分岐に来ました。
ここはお馴染み、三国平への宍粟50名山ルートでもあります。
江浪(えなみ)峠のおじぞうさん
1月の雪山以来です・・
三国平登山口(江浪峠登山口)から三国平へ向かいます。
三国平 1128m 到着。
まだお昼には早く、天児屋山(てんごやさん)方向へ進みます。
三国平以降は笹薮を進みます。
カラマツの丘(展望地)で、笹薮に埋もれながら、全員でお昼休憩を取りました。
休憩後は、天児屋山へアタックするグループ、下山へ向かうグループに
分かれました。
私は天児屋山へ向かうグループに入り、薮漕ぎをしながら進みました。
(上の写真はカラマツの立ち枯れ)
三等三角点
点名:『中江』(なかえ)
標高:1244.62m
1月以来の登頂でした。頂上付近のみ、刈り込んであり、
眺望が楽しめました。
快晴の下、後山もくっきり!
鳥取の山々も・・・
名残惜しい頂上を後に、往路を戻ります。
薮漕ぎもまた楽し、でした。
往路は3県分岐を峰越峠(みそぎとうげ)へ進み、
三国平登山口へ(峰越峠側登山口)へ無事、下山。
ここからは車道を歩き、若杉天然林まで戻ります。
車道の道すがら、湿地に繁殖していたクリンソウ(サクラソウ科)
?これは・・・
ゴマギ/ゴマキ(ガマズミ科)の花でしょうか。
葉を匂わなかったのが残念。
☆無事に若杉天然林まで帰着し、解散となりました。
一年ぶりのけんこう登山会・・・
いつもお会いする方々、懐かしい方々、大勢で和やかに県境を渡り歩く、
この登山会が、私はとても好きです。
また来年、新緑の県境を歩く日を楽しみにしています。