アジア大会の体操、テレビではカットされまくりで物足りないのでユーネクストに入会してしまった。全員分の演技が見られるところがとてもいい。テレビ放送分では結構カットされていたから。入場シーンや表彰式も含めても含めて全部見てしまった。入場シーンではちょっとゲームっぽい演出もあったりして面白かった。
平行棒決勝中の谷川翔と鄒敬園の会話や表彰台での3人ハートという、テレビでは決して放送されないレアなシーンを見られたのも良かった。何語で話してたのかな。英語っぽくは聞こえなかったんだけど気のせいだろうか。
ユーネクストで見ていると解説の流れない沈黙の時間が長かったりするのは少し気にはなったかな。点数を待つ間とか。この辺はアナウンサーもうちょっと頑張ってくれたらな、とは思った。技のことなど詳しくてよく勉強していたのは素晴らしいけど。TV版はこの辺上手く編集されていたな。
亀山耕平さんの体操愛あふれる解説、とても素敵だった。日本以外の選手にも「頑張れ」って言うし、良かった演技は興奮気味にベタ褒めするし、全ての選手に対するリスペクトが感じられた。表彰式で「この選手のファンになりました」みたいなことを素直に言ってたのも良かった。
本題の競技に関して。個人総合も良かったけど種目別も最高で興奮してしまった。特に印象に残ったのは、李智凱(推し)と谷川航。李智凱は相変わらず開脚旋回主体で攻めきって圧倒的スコアで勝利してくれてとても嬉しかったし、谷川航の2本とも着ピタの跳馬も素晴らしすぎた。両方とも難しい技なのに。解説の亀山さんの言う通り、レアだよな。本当にカッコよかった。あと、リ・セグァン2が迫力あってとても好き。
個人的に、マレーシアの選手が跳馬で3位だったことも嬉しかった。テレビ放送ではカットされていたのが残念。メダル獲得者なのに。
鄒敬園はさすがの安定感で、いいもの見せてもらったなって感じ。張博恒はお疲れだったのかな。団体と個人総合をこなした後、吊り輪と跳馬以外の全ての決勝に出ていたからとても大変だったんだろう。難度を上げて挑戦していたけど失敗、という場面が多く見られた気がする。でも鉄棒はしっかり決めて金メダルをとってくるところはやっぱり流石。綺麗な演技だった。
あと、競技と関係ないことだけど、谷川兄弟とユン・ジンソン、いいキャラしてるなと思った。ユン・ジンソンはいつもニコニコしていて、演技では失敗が多かったけどその笑顔に惹かれた。谷川兄弟は華がある、気がする。二人で同じポーズをとったりして仲が良さそうで、カメラを向けられたときのパフォーマンスもサービス精神旺盛って感じでいいな。この二人が揃って安定して世界選手権代表になれて、その上で結果も残せたら日本での体操人気も少しは上がりそう。