場末の雑文置き場

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「テイルズ・オブ・ジ・アビス」感想

2016年01月09日 | ゲーム

長かった。最初に先生を倒したとき、これで終わりかと思ったのに、その後延々と続いて驚いた。
寄り道して、サブイベントも色々見るようにしていたら、総プレイ時間が100時間を超えてしまった。

メインイベントは、コーラル城以外は攻略なしでもいけたんだけど、サブイベントはキツかった。特に大変だったのが練成飛譜石の入手とネビリム先生との戦い。攻略を見ながらでも、大変すぎて挫けそうになった。
ネビリム先生は男性だと思い込んでいたので、女性だと分かってビックリした。そういや性別に関する言及はなかったもんな。思い込みは良くないね。

このゲーム、評判がいいだけあって作りこみがすごい。イベントも豊富だし、戦闘中にキャラが喋りまくるのが楽しい。何百回も戦闘を重ねてきたけど、聞いていない台詞はまだまだありそう。

ただし、システムと自分との相性が悪すぎた。私は反射神経悪いし不器用だから、アクション苦手なんだよね。
ガードがうまく出来なくて、自力で操作すると、通常戦闘はともかくボス戦では受けるダメージが多すぎてどうにもならんのだ。だから、終盤はほぼずっとオート戦闘にしていた。で、ボス戦の度にレモングミ大量投入という雑な戦い方。
これでゲームの面白さも半減しただろうな。戦闘が面白いゲームらしいのにね。
やっぱり私はアクションRPGより普通のRPGのほうが好きだな。反射神経やテクニックよりは頭を使うほうがまだ得意だから。

仲間たちは、一部でクズって言われてたりもするみたいだけど、みんな人間臭くて私は好きだ。
ジェイドに関しては結構クズ要素強いと思うが。アニスは金にがめついクソガキだけど悪い子じゃないと思う。……多分。

ストーリーも良かった。でも重かった。精神的にキツいところも多かったな。人がバンバン死んでいく話だしな。
特に、炭鉱の町が崩壊するときに子供が助けを求めながら死んでいく場面はショッキングだった。あれがルークのせいだってのが、また。主人公になんて重いものを負わせるんだ。

ルークとアッシュが似ていることについては、プレイ前から気になっていた。生き別れの兄弟だからかな、なんて思っていたら、雨の中の邂逅イベントで二人が「兄弟ではない」と明言された。この時点で、ルークの正体が予想出来てしまった。
「誘拐されて、戻ってきたときにはすべての記憶を失っていた」とか、ガイやナタリアに「人が変わった」って言われたこととか、多分そういうことだろうと。
だからそのあと、思わせぶりなことをみんなが言いながら答えを言わずに長々と引っ張られるのがもどかしかった。ルークの正体がとうとう明かされたときも、当然ながら衝撃はゼロ。

ラストシーンは、最初見たときよくわからなかった。戻ってきたのはルークだと素直に解釈してしまったんだけど、どうしてすぐに戻ってこなかったのか、っていうのが気になった。
ネットで考察なんかを色々読んでたら、あれはどうもアッシュのようだね。それとも、ルークとアッシュの融合体なのか? そう言われると、思い当たるフシはいろいろあるかな。


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