助成金ばらまきの時代は終わった オバマ氏が発言

オバマ次期米大統領は7日放送のNBCの報道番組「ミート・ザ・プレス」で、助成金をむやみに支出する連邦政府の慣例を取り止めたい意向を表明した。
オバマ氏は6日収録された同番組のインタビューで、助成金支出により最大の効果が見込める事業を見極め、納税者を保護する必要性を指摘。「米議会が戦略として豚肉(助成金)を出す時代は終わった」と述べた。
オバマ氏はまた、経営危機に陥った米自動車大手3社(ビッグスリー)の経営陣に対する厚遇が、競合相手である日本の自動車各社と比較して行き過ぎだとの見解を表明。金融各社の経営陣の待遇も社会通念から外れているとして、経営者向けの新たな倫理を導入したい考えを示した。
一方、オバマ氏は7日に地元シカゴで記者会見を開き、全国知事会議との先日の協議で、インフラやエネルギー、学校整備など長期間懸案になっている主要事業を助成する必要性について、超党派で意見が一致したと語った。こうした事業は最終的に米経済の強化につながるものの、助成金支出あたっては明確な基準が必要不可欠だとしている。
オバマ氏はまた、自動車大手の救済案について、条件を設けて短期支援を実施する計画を検討している米議会の姿勢を評価する一方、支援計画が経営陣や従業員、株主などに難しい選択を迫る結果になるだろうと述べた。
上院銀行住宅都市委員会のドッド委員長(民主党)は、ビッグスリーの1つ、ゼネラル・モーターズ(GM)のワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)に引責辞任を求めた。オバマ氏はドッド氏を支持するか明言を避ける一方、同社経営陣が「ひっ迫した現状を理解せず、厳しい選択を取ったり新たな状況に順応することに消極的な場合は、退陣するべきだ」とコメントした。
オバマ氏はさらに、金融規制を強化し、金融機関の説明責任を一層厳しく求めていく方針を明らかにした。
<メモ>
日本の国会議員はどこを向いて仕事をしているのだろうか?
選挙?
有権者?
権力?
名誉?
地位?
「まずは民潤えば、国も潤う」
の古語のように「政治の普遍の考えについておくんなまし!」
そして、失業者対策には、新しいビジネスモデルの創出ではないだろうか・・・。
たとえば、日本のシンクタンクのような理化学研究所の研究をもっと実用化するとかするとすごいことにはならないだろうか?
オバマ氏の2ヶ月間の準備期間の大統領就任まで、着々と準備を整えているプロセスを見ていると、仕事は段取り8分とは職人だけの世界ではないようです。
「日本のドタバタ政治はどうしてこうなるんだろうねー・・・?」と、以前とある人と話し合ったときに
「日本の敗戦根性が遺伝子に組み込まれているからかな?」の返答に
考えさせられたことがあります。
世界の波を見ながら、政治脳を使える環境にない、可愛そうな日本の政治家の皆さんです。
「政治家の環境を整える、本物の政治家を創出できる環境を作ろう日本の会」なんかそろそろ出来ませんかね?
(アメリカの上院議員でさえも一人につき政策スタッフ40人くらい抱えている議員もいるというのですからね・・・アメリカに負けるのは仕方ないですね!)
川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩・川柳北海道散歩