政策金利変更にはメッセージ性、日銀の判断尊重=与謝野担当相
12月19日11時45分配信 ロイター
[東京 19日 ロイター] 与謝野馨経済財政担当相は19日閣議後の会見で、日銀が政策金利を動かすことのメッセージ性はあるが、それによる経済効果は乏しいとの認識を示した。ただ、「そのメッセージをいつ使うかは日銀独自の判断だ」と述べ、日銀の決定を尊重する考えを繰り返した。
米国が事実上のゼロ金利政策に踏み込み日米の政策金利が逆転した結果、円高懸念が浮上している。これについて与謝野担当相は、「今の円高は、金利差より日本通貨が安心通貨かどうかというメルクマールで決まっている」と述べた。 <夕刊ニュース>
日銀が0.2パーセントの利下げに決定しました。日本政府にとっても望んでいたことでありました。良かった・・・。)
<2009年度は政策効果でやっと0.0%成長、底抜けしない努力必要> 政府は19日朝の閣議で政府経済見通しを了解し、2009年度の国内総生産(GDP)の成長率を前年比で実質プラス0.0%、名目プラス0.1%とした。 来年度経済について与謝野担当相は「米国の国内経済・金融証券市場が相当痛んでいる。象徴的な企業の自動車産業も非常に困難な状況に直面している。消費意欲、設備投資も増えることはあり得ない。米国のみならず、中国・韓国その他の国々からの外需も減ってくる」と、あらためて外需面の厳しさを指摘。 さらに「金融界の貸し出し態度・経営態度も相当大きな萎縮効果をもつに至っている。個人も消費に対して用心深さをもつ」として、これらを総合すると、経済はマイナスになってしまうため、「対策対策が有効に働いてやっと0.0%になる。来年は耐えて底抜けしないよう政府も国民も努力しなければならない」と述べた。
(ロイター日本語ニュース 吉川 裕子) <メモ>
GDPが実質プラス0・0㌫は最高に見繕ってもという数字だろうくらいは、ちょっとした経営者なら頭をかしげることだろうと思います。
本来ならば、円が高いということは国として喜ばしいはずなのですが、1ドル100円以下の円高の経済構造に日本はなっていないそうです。
今後は、円高にも円安にも対応できる経済構造の構築が求められてもいるのでしょうね。
円高ビームで・・・日本がまたまた・・・金融恐慌の一段・二段冷えが起きてきます。
輸出企業が壊滅状態になる。円高がこれ以上進むのをストップするために公的資金の投入額を何十兆円も資金が流れてしまう・・・ダブルに深刻すぎる90円割れです。
そして経済は、原油安、輸入安などでデフレが強くなります。
そして、各銀行も都市銀行・地方銀行の枠を超えて淘汰に入るようですし・・・信金の合併のニュースも来年は発表されることでしょう!
金融恐慌のおめでたくない、なるべくしてなったメカニズムの落とし穴。
この半年は自動車産業にとっても、30年くらいの経済のうねりのパイが縮小した売れ行きなようです。
本日このような金融状況下で、0.2パーセントの利下げがありました。
白川日銀総裁って、柔和で温厚そうな顔をしていますよね。
国民に不安を与えないようにしているのでしょう。
土壇場の判断の時柔和そうに見せる大きさがあるのですね。
川柳時事北海道から散歩・川柳北海道散歩・川柳こんな時代に本物の中の実力者が見えてくるんだよ北海道散歩・100年に一度の経済の落とし穴を興味深く深深と見つめたいにわか川柳人だなオイラ・日本中の季節労働者の方々にはお正月は辛いだろうな・・・。川柳北海道散歩・北海道は特にね! |