オバマ政権の閣僚指名、性別・人種・党派の多様性に配慮
【ワシントン=本間圭一】
オバマ次期米大統領は19日、シカゴで記者会見し、カリフォルニア州選出のヒルダ・ソリス下院議員(51)を労働長官に、ロン・カーク元ダラス市長(54)を通商代表部(USTR)代表に、イリノイ州選出のレイ・ラフッド下院議員(63)を運輸長官に起用する人事を発表した。
これにより、次期政権の閣僚15人の指名は終わり、今後は上院での承認や次官級人事などに焦点が移る。
閣僚の内訳を見ると、15人のうち、ヒスパニック(中南米)系が3人、アジア系が2人など人種的少数派(マイノリティー)が計7人に上る。女性は3人、共和党が2人と、性別、人種、党派の多様性に配慮した布陣となった。
ソリス氏は、メキシコ移民の父と、ニカラグア移民の母の間に生まれた。下院では移民問題などに取り組み、次期長官に承認されれば、失業対策や労働者の待遇改善などの懸案にあたる。
カーク氏は1995年に黒人として初のダラス市長となり、現在は法律事務所の共同経営者。世界貿易機関(WTO)新多角的貿易交渉(ドーハ・ラウンド)の交渉に臨む。
(2008年12月20日10時39分 読売新聞)
<メモ>
ブッシュ政権の軍事政権とは、まったく反対の民主党カラーなのか?
オバマ氏カラーなのか?世界へ「アメリカって本当はこんな国なんだよ!」という多様性の人種のアピールなのか?
(もちろん米国内の諸問題に対応する エキスパートではあります。)
これから起こりうる、アメリカ史上最大の経済ピンチを乗り切るでありましょう、15名の長官指名が終わりました。
対して日本の国政は、麻生総理の大局的な方針行動は、ほぼ間違えていないと個人的には感じています。(特に外交面です。)
マスコミが騒ぐ、支持率の低下や麻生総理のやくざ言葉の「しのぎ」などは、聞いたこともなく新聞でその意味を知ることとなりました。(爆)
川柳人の大家でも「電子辞書」の検索は、毎日行われています。
それほど、日本語などと言うやっかいで膨大な言語は「マスターをした!」などという方がいらっしゃったら・・・一度拝みに行きたいものです。(笑)(麻生総理も電子辞書を検索する時間もないのですから・・・私は、16パーセントの支持率のひとりということではありません。
日本を一つの大会社に見立てたならとっくに倒産している会社なのにそれを再建しようという貴重な意思の強さをたたえる者としての支持です。)
小泉元総理が麻生氏に「支持率なんか気にするな!」とエールを送ったそうですが、近代資本主義の顛末期から移行期にかけての経済の大きなクレパスに落ちてもがいているところからの脱出の役目を仰せつかった悲劇の麻生総理に私も言いたいですね。
「支持率」は「国民の内包されたストレスの投影も含む」と。
今は誰が総理になったって支持率は下がります。
もし、こんな時代に支持率抜群の総理が存在したなら、
かえって危険な状態の国になりはしませんか?
国政に対してのブーイングは、裏返せば国民の健全性でもありますね。
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