「金融システムがどれほどのもろさを抱えているのかをほとんど誰も予見できなかった」。今年のノーベル経済学賞を受賞するポール・クルーグマン米プリンストン大教授は7日、ストックホルムでの記者会見で米国発の金融危機について語った。
教授は「伝統的な銀行システムが、(規制対象からはずれた)パラレル(並行した)銀行システムにどれほどの深度で取って代わられたかが見過ごされていた」と指摘。金融自由化を背景とする市場システムの複雑化に政府当局の規制や監視が追いつけなかったことがリスクを膨らませていたとの認識を示した。
各国の景気後退への対応については「1929年の大恐慌の経験が、それを繰り返さないために生きるだろう」と指摘した。さらに「1990年代にゼロ金利下で激しいデフレ圧力にさらされた経済に対応した経験を持つ日本にわれわれは感謝すべきだ」と述べた。 (07日 23:03)
<メモ>
世界の政治家のコメントとしては大きく発表されませんが、ノーベル賞受賞の記者会見で日本に感謝するとは・・・うれしいね!・・・ぐすん!
だけど、ノーベル賞自体も今回の金融システムでそれぞれ各自勝手な誤作動で、賞金授与が今後危ぶまれているという。(お金がなくなちゃったということです。)
ソマリアでは、海賊のビジネスが組織化してまるで、昔のイギリスの海賊映画を彷彿させます.。
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