今回は、「常澄(つねずみ)村史」にある人名が付いた小字です。平坦地で、今でも田んぼの多い地域なので、大百姓がよく出て、それが地名になったのでしょうか。名を残すとは、まさにこういうことなのでしょう。でもやはり、封建時代の命名だけに名字はつけられないようです。常澄村は、平成4年に水戸市と合併したそうですが、いつも地名をご紹介するのに使っている「改訂 水戸の町名」の出版は昭和60年です。
宇左衛門前(宇左エ門前 うざえもんまえ) 下大野
三太郎屋敷表(三太郎屋敷 さんたろうやしきおもて) 下大野
庄左エ門苗代(しょうざえもんなわしろ) 下大野
与次兵エ前(與次兵エ前 よじべえまえ) 小泉
嘉兵衛前(嘉兵前 かへえまえ) 平戸
重兵衛下(じゅうべいした) 平戸
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