長屋門(筑地町)
筑地町には、長屋門がたくさん残り、かつての農家の繁栄がしのばれます。その一つであるこの長屋門に、なまこ壁がありました。土台に大谷石が使われているようなので、たぶん、明治以降に大規模な改修が行われたのでしょう。
蔵(千波町)
このお宅では、蔵を改装して使用しているようですが、窓が付けられていないので、倉庫としての使用なのかもしれません。なまこ壁があるだけで、そうとう雰囲気が変わるように見えます。
工芸デパート(南町3-4-5)
上市(うわいち)商店街の中で目につく、商店のなまこ壁です。かつては、下市、上市(しもいち)の商家街には、こうした壁の蔵が並んでいたのでしょうか。下市には多かったと聞いたことがあります。中央にあるのは「まちの駅みと」の看板です。
常磐神社社務所(常磐町1-3-1)
常磐神社の社務所の腰壁です。水戸では珍しく、正方形の瓦を横にそろえて並べた芋目地(目地でいうと芋目地で、貼られた瓦で見ると芋張りというようです)です。今のところ、水戸で見たのはここだけです。
三の丸小学校(三の丸1-6-51)
旧三の丸内にある小学校の腰壁です。水戸城跡内にある学校は、景観を重視して、かつてのイメージを復元しようとそうとう気をつかって設計がされているようです。漆喰(しっくい)で囲まれた中は、黒く塗られているようですが、見た目はそれでじゅぶんのようです。
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