弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

負けた将棋も 明らかにして 情報発信 ブログ打つ

2007年08月19日 10時03分30秒 | 未分類
現在はNHK教育「将棋講座」も担当している渡辺明竜王のブログが大人気である。
これを取り上げた「週刊将棋」8月15日号の漫画に、次のようなセリフがあった。
なぜ自分の負けた対局まで書くのか?
「そりゃ負けた将棋のことを書くのはつらいです。でもそんなことより、棋士として情報を発信すること、将棋を知らない人に将棋やプロ棋士の存在を身近に感じてもらう、知ってもらう、それが一番大事なんです。」
さすがは未来の将棋界を背負う若き竜王。見習いたい姿勢だと思った。
裁判官は、とりわけこのような実名ブログでは、自分の担当している個別事件のことは書けない。
しかし、一般に、日頃どういうことを考えて裁判をしているのか、どんなことに困っているのかという類のことは、差し支えなく書けそうである。
今後はそういう題材の都々逸にも踏み込んでみたいと思った。