弁護士任官どどいつ集

弁護士から裁判官になった竹内浩史のどどいつ集

次の4年を ドイツに託す? 社説で論じて いる平和

2006年06月24日 15時28分03秒 | 未分類
今日の各紙社説の見出しから。

朝日「W戦敗退 力の差は大きかった」
毎日「日本サッカー こんなにも弱かったとは」
日経「南ア大会で再起期せニッポン」
東京「日本代表敗退 挫折を飛躍の始まりに」

読売と産経は違ったが、日本は平和ですね。

個人の力で チームは勝てる? 勝てなかったら ジーコ責任?

2006年06月24日 15時20分20秒 | 未分類
今日の朝日朝刊1面「選手過信したジーコ」から。

「サッカーの歴史は、組織を超えた個人の力が最後は勝負を決めてきた」というのが、ジーコ監督の持論だった。「グラウンドでは監督の力は少ししか作用しない」と語り、指示されるのではなく選手自らが状況判断を下す自主性も求めた。

二度も市民を 呼び出しといて 仏の「不起訴」を 三度まで?

2006年06月24日 15時14分10秒 | 未分類
元署長ら3たび不起訴・明石歩道橋事故
(日経朝刊から)
 不起訴処分は3回目。今年7月21日に公訴時効を迎えるため、元署長らの刑事訴追の可能性は事実上なくなった。地検は24日未明まで6時間近くにわたり経緯を説明したが、遺族側は納得せず強い不快感を示した。
 09年までに施行する改正検察審査会法では「起訴相当」の決議が2回出た場合、検察官に代わり弁護士が起訴すると定められている。今回の地検の判断は改正法の趣旨も生かされず「刑事責任の有無を法廷で審理してほしい」という遺族らの願いも通らなかった。


後ろめたいと 思わぬように 「おこし下さい」 裁判も

2006年06月24日 15時12分34秒 | 未分類
今日の読売朝刊の「顔」欄は、時給600円のパートから「ブックオフ」社長に上り詰めた橋本真由美さん。
本を売りに来る人が後ろめたい思いをしないよう、「買い取り」の言葉を「お売り下さい」に変更した、という。
裁判所も同様の配慮は大切かも知れない。
「裁判を起こし下さい」
「裁判所にお越し下さい」
♪事件解くなら裁判所♪

「意見」言えない 雰囲気ならば 「評議の秘密」に 当たらない

2006年06月24日 15時09分47秒 | 未分類
昨日の町田顕最高裁長官の日本記者クラブでの記者会見から。

長官は「評議の進行に関する感想程度なら外で話しても構わない」との考え方を示した。「評議で出た意見の内容は守秘義務の対象だが、『言いたいことを言えない雰囲気だった』といった感想は、秘密ではない」と述べた(今日の読売朝刊)とのこと。

なるほど、確かに裁判員法70条1項で「評議の秘密」とは、評議の経過、それぞれの意見、その多少の数、と定義されている。
雰囲気や感想は該当しないようだ。さすが長官。

取調室に 風穴あけた 裁判員たち 「ど素人」?

2006年06月24日 00時29分07秒 | 未分類
先ほどのフジテレビ「ニュースJAPAN」で「裁判員制度・密室の壁」と題する特集があった。

見出しは、順次、
「司法にドシロウトの裁判員
密室取り調べに風穴」
「可視化はあくまで一部
全てが検察官の裁量」
「日弁連が宣戦布告!!
自白任意性を争点に」
「取り調べの“職人”づくりを」

しかし、裁判員をまるで日銀総裁みたいに「ど素人」と呼んだのには、抵抗感があった。
むしろ、特に取調べの可視化の問題については、実現しようとして来なかった私たち法律家の方が「専門バカ」だったのではないか。

金利政策 任せた人が 「ど素人」では どうしろと?

2006年06月24日 00時10分52秒 | 未分類


あまーい判事補 雨宮君に 自白するほど あまーくない

2006年06月23日 22時51分51秒 | 未分類
「ビッグコミック スペリオール」連載の漫画「雨の判決」。
今日発売(7月14日号)の第7回「法壇の狂犬」では、雨宮判事補は法廷内で幸運にも証拠を発見し、被告人を全面自白に追い込んだ。
テレビドラマにもありがちなストーリーだが、現実にはそんなことはまず起こらない。
私は、先例(?)が乏しい裁判官を主人公にした作品は、歓迎すべきことだと思っているので、連載中だけ毎号買って読んだ。
しかし、裁判所はそこで描かれているように悪い所ではない。正義感に燃える若者にはぜひ来てほしいと思う。

泣かぬ中田が 上向いて寝る 涙がこぼれ ないように

2006年06月23日 22時15分41秒 | 未分類
中田英寿選手は泣いていた。1―4で完敗したブラジル戦後のピッチ上。一人、センターサークルであおむけになり、動かない。ブラジル選手と交換した黄色のユニホームで顔を覆った。主将の宮本恒靖選手らに促されても体を起こさず、約10分後にようやく立ち上がった。観客席に残っていた日本サポーターにあいさつして、去った(スポニチより)。

今日はくだんの 社じゃなくて 「平和の礎」に 「慰霊の日」

2006年06月23日 21時23分45秒 | 未分類
 沖縄は23日、「慰霊の日」を迎えた。
 太平洋戦争の沖縄戦終結から61年。最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、「沖縄全戦没者追悼式」(沖縄県主催)が開かれ、小泉首相、稲嶺恵一知事、遺族ら約4500人が参列し、平和への決意を新たにした。
 国内で唯一、住民を巻き込んだ地上戦となった沖縄戦は61年前のこの日、組織的戦闘が終わった。
 戦没者の名前を刻んだ園内の「平和の礎(いしじ)」には、早朝から遺族らが次々と訪れた。肉親の刻銘の前でひざまずき、静かに手を合わせていた。礎には今年度、588人が追加刻銘され、刻銘総数は24万383人となった。
(読売新聞記事から抜粋)


裁きいずれと 悟ってるから 参拝控える 裁判官

2006年06月23日 18時07分22秒 | 未分類
今日の「靖国参拝」最高裁判決は、最上級審の裁判官が、現時点の判断を合議体の全員一致で示したものである。
広い意味での「弁護士任官者」の大先輩として尊敬している滝井繁男裁判官の補足意見も付されている。
下級審裁判官として、賛否等の論評は差し控える。
ただ、私はこの件に関して、さすがは最高裁判事と感心したことがあるので紹介する。
前回の国民審査に際し、ある新聞がこの問題に関しアンケート質問をした。
回答した最高裁判事は全員「自分は参拝の予定はない」と答えていた。

「蛇足判決?」 判断すれば 「不足判決!」 しなければ

2006年06月23日 17時50分21秒 | 未分類
靖国参拝訴訟について。
理由中で違憲判断を示した福岡地裁と大阪高裁の判決は、一部から「蛇足」と批判された。
憲法判断をしなかった今日の最高裁判決は、原告団から「不足判決」と批判されている。
とかく難しい世の中の裁判は難しい。

王者ブラジル 次なる敵は ガーナ・ニャホ・ニャホ タマクロー

2006年06月23日 07時05分12秒 | 未分類
チーム紹介【ガーナ】
フジテレビ系「トリビアの泉」で有名になったのが前会長のニャホ・ニャホタマクロー氏。やり手だったが、昨年5月に協会理事会を指して「経営センスのない人間の集まり」と批判して辞任した。後任にニャンタキ氏が就任したが、財政が一気に火の車に。図らずも、ニャホタマクロー氏のビジネス手腕が浮き彫りになった(日刊スポーツHPから)。


燦然世界を カラスが制し ぐっすり朝寝が したかった

2006年06月23日 06時33分14秒 | 未分類
替え歌(本歌取り)どどいつです。
本歌は、高杉晋作 作「三千世界の 鴉を殺し ぬしと朝寝が してみたい」。

「逆転負け」なら 大したもんだ 一度は勝ってた わけだから

2006年06月23日 06時19分37秒 | 未分類
試合直後のNHKニュースの見出しに違和感を抱いたが、確かにそう言われれば「ブラジルに逆転負け」の試合だった。
私は弁護士時代、最高裁の口頭弁論の法廷で「被上告人席」に座ったことが何度かある。
この席に座るということは、ほぼ間違いなく、間もなく逆転敗訴の判決を受けるということである。
しかし、私は、どちらかというと、この席に座れることを誇りに思っていた。