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卓袱台の脚

団塊世代の出発点は、狭いながらも楽しい我が家、家族が卓袱台を囲んでの食事から始まったと思います。気ままな随想を!

2021年 ほおずき栽培(2)

2021年03月22日 09時56分50秒 | 日記・エッセイ・コラム

2021年 ほおずき栽培(2)

 

 

この項は、2021年1月17日にアップした「2020年 ほおずき栽培(1)」の関連になります。

 

2021年3月21日、昨年に続き2回目の「緊急事態宣言」が1月7日政府により1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)に発出されてから2ヶ月半が経過した本日、解除されました。収束の見通しも立たないまま、コロナ疲れ・自粛の緩み、飲食店経営疲弊、コロナ禍のドツボに埋没しつつあります。また、総務省内部の接待疑惑は、益々の泥沼化、国民の国政不信は増すばかりです。

 

 

3月20日 ほおずきの株分け 13:30~16:30

 

1週間前、地上部が枯れたようになっていたほおずきのプラ7号鉢2つに発芽が見られました。その後、一雨・二雨、降雨がある度にどんどん生育しました。もう一つの駄温鉢11号のほおずきには、発芽の気配はありません。明日21日は、まとまった雨が予報された本日午後、「株分け」作業を開始しました。

 

 

(7号のほおずき鉢の発芽は1週間でここまで生育)

 

 

軒先に昨年よりそのまま放置していたプラ鉢・駄温鉢の土をふるいにかけ、残根・ゴミ・幼虫・虫類を取り除きます。案外手間がかかり、1時間以上を要しました。その後、空いた鉢を少し乾かし、大きなバケツと車洗いブラシで鉢の土やゴミ・汚れを洗い落とし、また乾かします。

本来なら、ふるいにかけた土を黒いビニール袋に少量の水を加えて密閉し、日向で蒸し上げ殺虫殺菌や、ビニールシートに土を広げ日光消毒を行いたいところですが、今回は二手間ほど省きました。

先日ジャガイモ植付けで残した肥料と、物置・肥料入れを漁って出てきたものを集めて、再生土の作業にかかりました。有機栽培を行っていますので、その種のものが主になりました。いつもの通り、目分量で混ぜ込みました。

 

【再生土に使用した肥料・堆肥】

赤玉土  骨粉入り油かす  カキ殻石灰  ピートモス  苦土石灰

腐葉土  ふかふか牛ふん  醗酵鶏ふん  化成肥料

 

 

(ふるい土を゛ふるい ゛でふるって再生土作り A )

 

 

(再生土に混ぜ込んだ9種類の肥料・堆肥その他)

 

 

株分けのほおずきは、草勢も良く大きく生育していた駄温鉢11号のものを使用しました。株を崩すと芽は幾つか出ており、根張りがしっかり鉢に回っていました。株分け作業は全くの未経験ですので、手探り作業、「こんなもんかな?」くらいで進めました。

 

 

(11号鉢を崩す「株分け」未経験作業 A )

 

 

(しっかりした根張り 土をふるい腐ったキズなどを見極めました)

 

 

手引書によれば「株分けは、腐りキズ箇所を避け、6、7号鉢に15~20cmの長さに切ったものを3~4本、芽が出ている箇所はもう少し短くても良い」とありました。Aは、その長さのものを3本毎/鉢に植付けました。株分けのプラ7号鉢が12ヶとその他の大きさの鉢3ヶで都合15ヶに植付けました。

 

 

(ほおずき株分け15cmのものを3本ほどプラ7号鉢)

 

 

(3月20日 プラ7号鉢12ヶに株分け)

 

 

すでに発芽勢いの良いプラ7号鉢の2つについては、駄温鉢10号(Φ30cm)への「鉢増し」を行いました。株分け作業が失敗した折には、この2つの鉢より再作業するつもりです。

 

 

(3月20日 「鉢増し」したほおずき鉢)

 

 

「株分け」作業で株を崩した駄温鉢11号については、残った根回りを元に戻し、しっかり再生土を補充しました。手引書には「連作は良くなく、鉢・プランター植えのものは1年に1度、地植えの場合は1~3年毎に植え替えを薦める」とありました。株分けの時は、植え替えの好機のようです。

 

 

(株を取った駄温鉢11号に新しい再生土を加え元に戻しました)

 

 

(3月20日 今年の夏はほおずき栽培に期待する 作業後)

 

 

翌日3月21日は、気温は高めですが、風雨とも強くチョットした嵐になりました。一年中目隠し代わりに下げてある竹簾が、時折強風に煽られて雨戸を打ちます。何気に、玄関前のレンガ囲いの花壇に目をやると、ポツポツと小さな芽が見て取れます。昨年9月30日に播種した秋まきほおずきでした。年内に発芽が見られませんでしたので、ほぼ諦めていたものです。暖かい陽気と、湿り気を好むほおずきに、それこそ春の芽吹きが訪れたのでしょう。

「今年は、ほおずきで楽しめるわね!」Kが玄関脇で言いました。

 

 

(息を吹き返した?玄関脇のほおずき花壇)


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