M210312 ユニバーサル スーパー68ブレーキアーチ&ドロップレバー61-68
ユニバーサルの古典的モデルで、モデル番号に製作(発売?)年が付けられたうちの一つ、Mod.68「ユニバーサル スーパー68」(1968年サイドプル)ブレーキアーチとMod.61-68のドロップレバーのセットです。中古品になります。前後ブレーキアーチのみで、ブレーキシューはありません。多少磨きをかけてありますが、小さなキズ・汚れ、幾らかのサビはあります。ブリッジ用座金(後アーチ)と肩用座金(前アーチ)は純正品ではなく、後から取り付けたものです。ドロップレバーも磨きをかけてありますが、片方のレバーには擦過傷があります。ブレーキパット・ケーブルアジャスターの黒キャップはありません。写真のものが全てになります。古いものですが、割れ・ひび等ありませんので、実用できるものです。61-68ドロップレバーのレバーパットとアジャスター用黒キャップのイタリア製レプリカが、5000円前後で入手できるとのニュースを聞いております。
(ユニバーサル スーパー68アーチとMod.61-68ドロップレバー)
(ユニバーサル スーパー68アーチ(裏側)とMod.61-68ドロップレバー)
(ピボットボルト両側に刻印された「ユニバーサルスーパー68」)
(Mod.61-68ドロップレバー片方の擦過傷)
アーチアームのピボットボルトの左側に「SUPER 68」、右側に「UNIVERSAL」の刻印があります。スライドアームQRメカニズムを備えた右側アームには、同様のメカニズムを持つMod.51「ユニバーサル エクストラ」にも見られた「BREV 453949」の小さな刻印も見られます。ただどう言う訳か、ブレーキアーチの他の部位はきれいに研磨されていますが、このQRメカアームの一部は、当初より荒削りになっています。
ユニバーサル・カタログ(1978年)にある型番306のMod.61-68のドロップレバーについて、Aが持っているものには二種類ありました。カタログのものはレバーバンドが帯状ですが、出品物はくり抜き状のバンドになっております。また、ブラケット引き上げボルトについても、マイナス溝入の六角ボルトとマイナス溝入の丸ボルトの二種類がありました。今回出品したものは、写真のくり抜き状バンドとマイナス溝入の丸ボルトの組合せになります。六角ボルトは、丸ボルトより少し太く、交換は利きませんでした。
(ユニバーサル・カタログ(1978年)スーパー68)
(ユニバーサル・カタログ(1978年)ドロップレバーMod.51-61-68)