2019年「A&Kの菜園日記」夏野菜の準備(5) 苗の定植
5月8日は、朝から良い天気、この辺でも23°~24°の気温が予想されました。Kは、週一回通っている体操グループのある日なので、私より先に出掛けました。Aも9時半前には、畑へ向かいましたので、あんな惨事が大津で起こっているとは、帰宅するまで知りませんでした。
「8日午前10時15分頃、大津市大萱の交差点で、乗用車と軽乗用車が衝突、軽乗用車は弾みで、近くの歩道に乗り上げ、信号待ちをしていた保育園児等の列に突っ込んだ。男子園児(2)1名、女子園児(2)1名が頭や胸を打って死亡、男子園児(2)1名が重体。8人が重傷、5人が軽傷を負った。大津署は双方の車を運転していた2人を自動車運転死傷行為処罰違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕した」(「読売新聞オンライン 5月9日」より一部抜粋)
5月8日 夏野菜の苗の定植 09:30~14:30
先月28日に「鉢上げ」したトマト(ホーム桃太郎)の一つに ゛第1花房 (だいいちかぼう) ゛が付き、咲き始めたので、他の苗と共に本日定植作業に出ました。(他のトマト苗に第1花房は、まだ、付いていませんでしたので、結果として、もう少し遅くても良かったかもしれません)
「第1花房とは、①栽培初期の目安、最初に付ける花房、その後は第2、第3。②苗選びでは、第1花房が付いているものを選ぶ。尚、栽培に慣れていて、すぐに植えないのであれば、付いていなくても良い。③定植適時は、第1花房が付いてから、栄養生長と生殖生長を同時に行う。第1花房は、生殖生長の一段階目。④定植時、第1花房を自分側や通路に向ける。同じ向きに付く性質を利用。第2、第3も全部自分側に向き、受粉、収穫の管理が楽く。⑤第1花房に必ず着果させる事は重要。その後も順調に実を付けます。実が付かないと、以後も実付きが悪く、収穫量も落ちる。⑥受粉が、うまくいきそうにない時は、人工授粉を行う。筆を花の中心で動かす、綿棒でも良い。もしくは、花が咲いた頃を見計らって、軽く指で弾きます。」(゛トマトの育て方 ゛・「トマトの育て方.com」)
(5月8日作業前の「道沿いの畑」)
「夏野菜の準備(3)」で書きましたように今回の栽培は、従来の方法を変えました。トマト苗については、一条植え・一本仕立てですので、支柱の強度を確保するため、苗を定植した5cm横に異形丸鋼(鉄筋・13mm×1m)を垂直に60~70cm打ち込み、支柱(20mm×210cm)を結束バンドで固定しました。よっぽどの強風・台風では、着果は落ちてしまうでしょうが、生長主枝は支柱が倒れなければ、何とか保ってくれると思います。細い定植苗を支柱に紐で「8の字」に誘引します。
一畝に、ミニトマトの「千果」2本、大玉トマトの「ホーム桃太郎」5本を定植しました。
(5月8日「道沿いの畑」トマトの定植 A )
(トマト定植の鉄筋と支柱周り)
(トマトの一条植え・一本仕立ての支柱)
長卵形ナスの代表の「千両二号」7本、米ナス(べいなす)の ゛くろわし ゛2本を2畝に跨がって定植しました。ナスはある程度長期にわたって畑におりますので、なるだけ端に植えます。Aは、野菜苗は少々高くても「接木苗」を購入します。一般的に、生長力があり、土壌病害に強いからです。「千両二号」は接木苗ですが、「米ナス」は接木ではない、普通の苗になります。「米ナス」は、以前栽培して(今回の種類ではない)、その生長力とボリュームに圧倒されてから、気に入っているもので、今回も栽培してみたくなりました。
ナス栽培について、今までは定植時より主枝に沿って支柱を1本立ててから、以後ある程度放任しっぱなしでした。側枝が伸び着果・垂れ下がり、土に触れそうになってから、思い付きの追加支柱を立ててきました。ナスの表皮は微妙ですので、土に擦れ、実同士や葉に擦れることで傷みます。今回は、通常使っている10cm方眼の誘引ネットを2段に張り、垂れ下がり防止を行う予定です。
(5月8日「道沿いの畑」ナス苗の定植作業 A )
(5月8日 ナス「千両二号」の接木苗定植)
「米ナス(べいなす)、アメリカのナスを品種改良したもので、ヘタが緑色という特徴を持つ。゛くろわし ゛は、大きさよりも重さで収穫適期を見計らいますが、350gが適期。適期を過ぎても味が落ちにくく、普通のナスよりも日持ちがし、収穫し過ぎてもある程度大丈夫。肉質がきめ細かく、炒め物、煮物、揚げ物、田楽と幅広く料理できます。」(ナス ゛くろわし ゛「ナスの育て方.com」)
(力強く感じる米ナス苗 ゛くろらし ゛)
トマトの支柱作りに、時間を取られました。ピーマンエースを4本、キューリ・夏すずみを4本定植しましたが、都合、3時間以上かかりました。
夏野菜以外の作業として……、4月23日に自宅塀際より刮ぎ取って「道沿いの畑」の道路沿いに植え替えたコキアでしたが、見事に失敗、定着しませんでした。自宅でポリポットに植え替えていたものを、9本追加で定植しました。
(5月8日コキア苗自宅より9本追加定植)
3月22日に植付けたジャガイモ(男爵)が順調に生育、本日、1回目の「土寄せ」を行いました。
(5月8日「道沿いの畑」ジャガイモ1回目の「土寄せ」 A )
(「道沿いの畑」1回目の土寄せ時に最初の開花)
単調な作業の合間に、まだまだ、か細く頼りない「太っ子ネギ」ですが、それなりにしっかり定着しましたので、1回目の「土寄せ」を行いました。
(5月8日「中の畑」太っ子ネギの1回目の土寄せ A )
天気が幸いして、5時間余りの畑作業になりました。前にも述べましたが、畑に出れば時間の感覚は、希薄になり、あれもこれも、切りの良いところまで……として、゛アッ ゛と言う間に経過していました。
まるで、゛人生そのもの ゛とは、言い過ぎでしょうか?
(5月8日 夏野菜の植付け配置図)