心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

生うこん

2016-03-13 00:18:39 | 薬膳
デパートで「生うこん」を売っていたので買ってみました。

生姜そっくりの見かけですが、

切ってみると、、、


真っ黄色!
まな板も黄色に染まりました~。

お店のPOPには、「かき揚げ」に向いてるって書いてありましたので、試してみましたが、

うーん、やっぱり苦いですね。まだ、沢山残ってますが、どうやって食べようかしら

色からすると「春うこん」かな?本当はどちらなんでしょう。
「秋うこん」は切った時にオレンジ色のようです。
でも、ちょっとオレンジ色だし、、どちらなんでしょう。

以前、沖縄に旅行した時にうこんのパウダーを沢山売っていて、肝臓に良いとお店の方から勧められたので、肝臓に疾患のあった母のお土産に「苦い方のうこん」を買った事がありました。

お茶や食事に混ぜて食べてねと手渡しましたが、、、

苦くて不味いのであまり飲んでなかったようです。



うこんには「春うこん」と「秋うこん」があって、

苦いほうが肝炎や肝癌に効くと聞いてましたので、それが「春うこん」でワイルドターメリック、中薬では「鬱金」。

ターメリックといってカレー粉に使われるものは中薬では「姜黄」です。

ただ、「姜黄」と「鬱金」の名称は中国から日本に伝えられた時に反対になってしまったそうで、、、

日本では一般的には鬱金(うこん)=カレー粉=ターメリックですよね。

私の頭の中ではどっちがどっちかわからなくなって、ややこしいわ

「姜黄」と「鬱金」はどちらも理血類ですが、温性と寒性ですし、効能もかなり異なりますので注意が必要ですね。


カンボジア料理を作ってみましたが、こちらはターメリック入りのアモックミックスを使ってます。
カンボジアで食べた時はこんなに苦くなかったんだけど、、、。
春うこん(ワイルドターメリック)が入ってるのかしら???

(追記)webで調べていたら「春うこん」は薬として使われる事が多く、一般的に売られている「生うこん」は「秋うこん」と書いてあるサイトがありました。
ということは「春うこん」はもっと苦いということのようです