心が元気になるものイロイロ!

暮らしの中でみつけた、ちょっと幸せを感じるものの事を書いています。
元気をくれる料理、絵、植物、本の事等。

2018年12月のプチ薬膳教室は終了しました

2018-12-18 05:55:46 | 薬膳
11月予定していたプチ薬膳教室を12月に変更して開催しました。
年末の忙しい時期に参加してくださった皆様に感謝です。

テーマは
〜お茶を楽しむ「プーアール茶飲み比べ」〜
〜「冬の薬膳」と「五香粉を知る」〜


今回は調理なしで、ゆっくりお茶を楽しんでいただき、その後皆さんでセッティングをしていただきご試食という内容。



この赤いプレートと茶壺は陶芸家天野明美さん作です。クリスマスが近いのでクリスマスイメージで使わせて頂きました。



中国雲南省の黒茶(プーアール茶)の飲み比べは
生茶と熟茶の違い、竹に入ったものなどを飲み比べ。

お茶のお供は先日作った「丸ゆべし」と石川の「くるみゆべし」食べ比べ。「柚子味の焼きメレンゲ」や棗チップス など。




日本の黒茶(後発酵茶)もいくつか手元にありましたのでそちらも試飲していただきました。


富山・朝日町のバタバタ茶は五郎八茶碗を使って、夫婦茶筅と呼ばれる茶筅で泡だてて頂きます。
ストレートにお茶を飲むよりなぜか円やかな味わい。
皆さんでお話ししながらバタバタ、お塩をちょこっと入れつつ、お塩の種類で又味が変わり、面白いなぁと、、、笑顔の絶えないバタバタ茶!これが良いのもしれませんね

新潟・糸魚川にもバタバタ茶ありますが、お茶の内容がブレンド茶のようで違いますが、こちらはとても飲みやすく体にも良さそうです。

高知県・碁石茶は乳酸発酵のお茶、ちょっと酸っぱいので飲みにくいかと思ったら、皆さん美味しいと言われてびっくり!

すぐき等の発酵食品を食べ慣れている京都の人には親しんだ味のようで、皆さん、碁石茶は美味しいとおっしゃっていただきました。

徳島県・阿波番茶は写真撮るのを忘れてますが、ペットボトル入り。こちらは飲みやすいお茶でした。



今回は「五香粉」について掘り下げて、一つ一つの生薬の事をお話して、ガラムマサラやオールスパイスとの比較などもいたしました。


冬の薬膳はこの五香粉を使ったルーローハンがメイン。

クリスマスが近いのでちょっとだけチャイニーズクリスマスイメージしてます。

ご参加の皆さんにクリスマスカラーを身につけてきてくださいとお伝えしていたので、

皆さん、赤、白、グリーン、ゴールドの中で、好きな色を選んで素敵にコーディネートしてご参加いただきました






(今月は2回したので、参加された方により盛り付けがちょっとづつ違いますね。)

・ルーローハン(五香粉、山査子)
・豆腐とオリーブのハーブ漬け(オレガノ、タイム)
・きのこ3種のオリーブオイル漬け(大蒜)
・桃のすけ蕪のピクルス(クローブ、ローリエ、フェンネル)
・富有柿と焼き大根の大徳寺納豆ソースがけ(胡桃)
・蕪と椎茸の柚子風味スープ

・白餡ケーキ、林檎の赤ワイン煮(クローブ、陳皮)、水切りヨーグルト(五香粉、アップルミント)

スパイスや食薬をうまく使って、体を温め、気を巡らせて、、、免疫力アップして、これから寒くなる冬を乗り切りましょう〜。


体を温めることも大事ですが、まずは「心」を温めましょう

※お料理と飲み物に使用している「陳皮」「柚子」「レモン」はまーたん農園さんのもので、安心して使わせて頂いてます。



プチ薬膳教室〜佳蓮Karen〜を今年も一年ありがとうございました。
いつも皆さんに学ばせて頂くことが沢山あり、本当に感謝です。ご縁にも感謝。

同じ時間をご一緒する事で、一期一会の良き時を過ごさせて頂けたことに感謝です。

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