先日借りてきた図書館の本を読んでいると
途中で栞状の紙が出てきた。
図書館が発行する返却期限が記された紙だ。
前回借りた人の分。
私自身は返却する際に捨てる方であるが、
このように本にはさんだままの人も多く別段珍しくもない。
ただ今回のものは不可解であった。
その紙いっぱいに文節で区切られた単位のコトバが書かれている。
それを繋げれば1つの文章になるのならよいが、
てんでバラバラのコトバだった。
上からあげていくとこうなる。
「平板・収束・博していた・安寧・精髄・明敏・・・」
(ん~漢字のテスト勉強かなぁ)と納得しかかったところで
「うりざね顔・したり顔・目をしばたたかせた・・・」
というコトバも発見し、
(違う。さすがに漢字テストではない)と気づき、しばし考えた。
これを書いた人の目的は。。。
(分からない。もういいや本の続きを読もう)と思い
何気にその紙を裏に向けると、下の方に
「できやしない」
というコトバが・・・
絶対漢字テストの勉強でないことは分かったが、
そのコトバを取り分け抜き出して書くその行為がもはや想像の域を超えていた。
私は反射的に「いや、できるできる」とこれまた意味不明に
自分に言い聞かせつつ、
結局この紙を捨てずにまた本に挟んで返却しようと決めた。
途中で栞状の紙が出てきた。
図書館が発行する返却期限が記された紙だ。
前回借りた人の分。
私自身は返却する際に捨てる方であるが、
このように本にはさんだままの人も多く別段珍しくもない。
ただ今回のものは不可解であった。
その紙いっぱいに文節で区切られた単位のコトバが書かれている。
それを繋げれば1つの文章になるのならよいが、
てんでバラバラのコトバだった。
上からあげていくとこうなる。
「平板・収束・博していた・安寧・精髄・明敏・・・」
(ん~漢字のテスト勉強かなぁ)と納得しかかったところで
「うりざね顔・したり顔・目をしばたたかせた・・・」
というコトバも発見し、
(違う。さすがに漢字テストではない)と気づき、しばし考えた。
これを書いた人の目的は。。。
(分からない。もういいや本の続きを読もう)と思い
何気にその紙を裏に向けると、下の方に
「できやしない」
というコトバが・・・
絶対漢字テストの勉強でないことは分かったが、
そのコトバを取り分け抜き出して書くその行為がもはや想像の域を超えていた。
私は反射的に「いや、できるできる」とこれまた意味不明に
自分に言い聞かせつつ、
結局この紙を捨てずにまた本に挟んで返却しようと決めた。