Feelin' Groovy 11

I have MY books.

私とワルツを

2005-05-22 | その他
鬼束ちひろの『私とワルツを』を聞いていて、

  優しいものはとても怖いから
 泣いてしまう 貴方は優しいから
  誰にも傷が付かないようにと
  ひとりでなんて踊らないで
    どうか私とワルツを

ってとこで

  「そんなことじゃない、何やったって、
   迷惑なんて絶対誰かにかかるんです。
   そんなこと考えてるからみんな何にもできなくなって、
   ぶくぶく肥っていくんです。・・・」
   (『19分25秒』引間徹 最近この本の引用多いな)

ってとこ思い出しました。
どっちがどうってわけではないけれど、ねえ。
別に優しいものでなくても傷を付けたくない気持ちはあるし、
ひとりでやってるつもりでも人に迷惑かけてるんだろうなぁ。

鬼束さんの「貴方」は歌を聴いている人を指したいんだろうが
「ひとりでなんて踊らないで」と言ってくれる「私」ってのは
実際近くにいないと効果ないよねぇ。

それにしても・・・

2005-05-22 | その他
新聞などで雄大な自然の写真を見ると
また山に登りたいなあ、なんて思いますね。
そうすると思い出すんです。

いざ山に登ると
登り始めて10分ほど経った頃にはもう
後悔し始めたことを。
なんで私はこんなツラい思いして山に登っているんだろう?
ほんっと、なんで登ってるんだろう?って。
全然意味分からなくなってくるんです。
休憩で一度ザックを下ろすとそれを背負うために
持ち上げる力もなくなってしまう。
(まっ、膝使ったりして結局持ち上げるんですけど)
一週間くらいお風呂に入れないし。
カユいって言葉が禁句になったり。
テントは狭く、寝返りもうてない。
なんだか日焼け止めも塗ってなかった。
(これ関係ないな)

思い出すと
なかなか思い切れないですねえ。

でも死ぬまでに、もう一度槍ヶ岳に登りたい
あそこに行かないと見られない景色が確かにあったから。