Sydney Yajima


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黄砂

2011-05-02 17:39:10 | Weblog
いずれ、近未来にやってくる恐ろしい現実について、考えてみたい。

現在、福島の原子力発電所は、スローなチェルノブイリといわれている。
つまり、ドカーン と来たものではないが、毎時間、確実に少しずつではあるが、放射能を出し続けている。
その間、汚染は深刻度を増しながら、環境をひどく破壊し続けている。

同じことは、いずれどこか他の発電所でも起こりうるであろう。
今、黄砂は日本に降り注いでいる。
これは、ゴビ砂漠の砂が風に乗って、日本に降り注ぐという現象だ。
あちこちに、細かい黄色い砂が降り積もる。
視界は、4キロ程度にまで落ちている。
むろん、これだけなら、自然災害の範疇であるが、これが放射能であったなら と言う想像は容易にできる。

無論、中国には多くの原子力発電所があり、現在もさらに建造中である。
これらの破損がいずれ、起こる。
その時に、日本に放射能の雨と風と砂嵐が舞い降りてくるということは、十分に考えられるシナリオなのである。

小沢一郎が、こんなことを言った。

「原発は安定していない。爆発しないようにしているだけで放射線を垂れ流している。根本的な対策を取らなければ大変なことになる。決死隊を送り込んで完全に押さえ込まなければならない。政治が決断することだ」

決死隊を送るというのは、神風特別特攻隊を作った大本営と ほぼ同じ考えかたである。
そういうことを、政治が決断する という時点で、彼の考え方の片鱗が見える気がするのは、私だけだろうか?
政治家がそんなことを、言っていいのか?
決死隊・・・死を決意した隊を作る・・・など、軽々しく言っていいのか?
と、そう思った。


小沢さんへ

誰だって死にたくは ないのです。
たとえ、それが家族を守るという理由であったとしても、あるいは、国を守るという英雄の論理であったとしても、誰も死にたくはないのです。
もし、決死隊を どうしても必要と思うのなら、あなたと、私の二人だけで参りましょう。
あなたがそのつもりなら、二人で死にに行きましょう。
あなたが一緒に行って 死んでくださるのなら、私も 参ります。
それならば、いいです。