Sydney Yajima


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本当の敵

2011-05-26 06:26:53 | Weblog
現在 9%の日本の電力は 自然エネルギーで賄われている。
自然エネルギーとは 風力 太陽光 あるいは地熱などなどで、環境に影響を及ぼさないエネルギーのことである。

9%はしかし、かなり高い水準ではないだろうか?

今後 2030年までに首相は20%にするという。

しかし、もし、各家庭が、奮発して太陽光を取り入れ始めたら、もっと早く それこそ あっという間に、数値は 増えるだろう。

日本中の屋根にソーラーがついて、9%がその10倍になれば90%になる。
今の水準など超えることは いとたやすいのだ。

また、需要が増えれば、供給も増え始め、値段も下がり、そして 普遍的にそれは日本を 長期で繁栄させていくことになるだろう。
いずれ、電気は無料が当たり前の時代にさえ なるのかもしれない。

だが、それまでに多くの戦いがある。

長期で戦うためには、敵が誰なのかを良く知っておく必要がある。

私は、戦いたいと思うが、戦うために ただ、デモをすればよいとは思わない。

私たちの戦う相手は、東電でも日本政府でも ましてや大橋教授でもない。
彼らは、ただの走狗に過ぎないからだ。

本当の敵は もっともっと大きい。

仮に、私たちが日本中のエネルギー資源を電気に特化し、電気をすべて自然で賄えるようにして、電気自動車で日本中を走り回ることが出来、そして、一切 他のエネルギー資源を使わなくなったら、どうなるか?と 想像してみて欲しい。

素晴らしい世の中だ。

われわれの輸入する石油、石炭の需要は減るし、環境はすばらしく良くなり、しかもわれわれの最先端テクノロジーは各国からの羨望の的となり、多くの日本のハイテク輸出産業は潤い、日本円は強くなって世界のスタンダード為替となる。
また平和利用と脱原子力の二つの基軸は、多くの平和国家を標榜させ、世界は日本のようになりたいと願うであろう。
子孫には美しい日本を手渡せることができ、我々の様々な過ちの贖罪を行うことも出来そうだ。
そして、ほぼすでにテクノロジーという意味に特化すれば、できそうだ。
太陽光発電、自然風力、潮流発電 地熱発電など、コストをかかるかもしれないが、すべての応用科学技術力の基礎は確立されている。

だが、長期でそのコストを支える覚悟は必要だ。
むろん、できないわけではない。
今の日本の国力は衰えたとはいえ まだまだ多くのことができる。

しかし、それをされると、困る国があるのを 知っているか?
それは、世界を不幸にしてきた 国々である。
彼らの、ビジネスは 今も過去においても、資源をいかに自分たちのコントロール下に置くかというものだった。

それは、石油であれ、石炭であれ、あるいはウラニウムであれ、労働力資源(奴隷貿易)であれ、食料資源であれ、すべてのそういうものに対しての権益を 武力によって行い、彼らの作った法律で 縛り上げ、彼らにとってのフェアを守ることで 行ってきた。
日本に対しては、さまざまな 経済的な法律の枠組みを適用した。
それらは、例えば、会計システムであったり、あるいは、格付け会社で日本の国債価値を下げることであったり、あるいは、貿易摩擦における関税などで、締め付けを行った。これを 日本人は、ジャパン バッシングだとか、 ガイアツ だとか言うが、何も日本だけに行われたわけではなく、世界のすべての国にたいして それは行われてきていた。
まだ、日本はそれに完全に屈服してこなかっただけである。

その大勢力は、イギリス、オランダ、アメリカ、フランス、カナダ オーストラリアにまたがって広がり、世界を牛耳っている。

彼らこそが、日本の未来の構築への障害になりうるのである。
単純な人なら、その勢力をフリーメーソンだと言うかもしれないし、もしその人が右翼ならば、彼らと戦うためには、神風特攻隊を組織する(つまり今で言えば原子力爆弾を作ること)と言い出すかもしれないだろうし、左翼の人なら、中国とタッグを組んで、対抗すると 言い出すかもしれない。
残念ながら、どれも 間違っている。

正しい戦い方とは、長期で勝つことだ。
それには、粛々とテクノロジーを磨き、無言でそのエネルギー革命を行うことである。
国の政治には、彼らを刺激させずしかし屈せず という強い意思を持ったリーダーを持てばよい。

あなたの国なのだから、あなたの思うとおりに改造していけばよい。
そして、あなたの民なのだから、あなたの願うように幸せになればよいのである。
そして その戦いをするのは、あなた自身なのである。

あなたの敵は、強い。
彼らは、何百年にもわたって世界を支配してきた。
支配の力はすべて エネルギー政策にあった。

日本は

一歩も引かぬ不退転の覚悟で望むしかない。
私は、もしそういう考えによって、進みたいと願う同志がいたなら、是非、仲間に入れていただきたい。