Sydney Yajima


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奇形児

2011-05-12 14:49:57 | Weblog
放射能は、長期にわたって汚染を広げる。
遺伝子は、奇形を作る。
最近の医学ではかなり早い段階で、胎児のようすがわかる。
だから、奇形は胎児の状態で おろすことができる。
おそらく 多くの母親たちは、その経験を今後することになる。
すると、父親側の両親や親戚の反応はどうだろう。
その女性は、「奇形の子供を生むことしかできない女」と言われるに違いない。
友人たちはどうだろう。
「かわいそうに」と表面上は言うかもしれないが、噂話になるだろう。なぜなら、人の苦しみや困っていることは、格好の話のねたであるからだ。
その女性の心の中はどうだろう。
恐らく胸はかきむしられるように、辛く もしかしたら、自殺を考えるかもしれない。
そのことが、むこう 200年以上も遺伝子の情報のなかに残り、起こりうるのだ。
私たちの 曾孫あたりまで、苦しむことになる。

ガンが増える。
それも子供たちのガンだ。
白血病も増える。
私の中学生のときの友人が白血病で死んだ。
髪は抜け、顔は何倍にも膨れ上がり、そして 死んだ。
かわいそうというような 生易しいものではない。
彼は、もっと生きたかっただろう。
彼は、もっと勉強も運動もしたかったにちがいない。
ボーイスカウトをやめたとき、「なんでかな?」と思ったものだった。
彼は、誰にも自分の病名を言うことさえせずに、無言でみんなの視界から去り、そしてひっそりと自宅で死んだ。
我々は病気だとは知っていたが、それはいつか治療されるものであると思っており、彼がひとりで苦しんでいる様子などは死後まで知らなかった。
彼は家族に見守られて 死んだ。
そういう、悲劇がこれからたくさん起こるだろう。

無論、東電が殺したのである。
彼らのしたことは、人殺しであり、また それまで延々と積み上げてきた人々からの強奪であり、また、電気代をあげるとか、電気を止めるといった 脅迫であり、虚偽の発表を行った詐欺でもある。

今回、新たな発表があった。
格納器に水がたまらないどころか、水がなくしたがって 燃料棒は すでに もうそこにはないということである。

したがって、燃料棒はすでにメルトダウンしており、それらがどこに行ったのかは、不明なのである。

これは二号機三号機などにも、適用されることで、スケジュールの実行など 絶対に無理だ。