圧力

あのなあ・・・
政治家の言う言葉や、事務方と呼ばれる官僚の言う言葉は、弱い立場に立つ人間にとっては、かなり圧力になる。
ここで、私が好きなことを　自分の言葉で書けるのも、一切　日本国とは関係の無い立場にいるからだ。
私だって、もし、市役所に勤めていたら、こんなことが書けるかどうか、それこそ、無理だろう。
ここを読んでくれている、多くの方々にとっても、心の中では、分かっていることや、全くそのとおりだと思ってくれることも、実際には自分で書いて発信するとなると、躊躇するはずだ。
当たり前だ、直接間接にかかわらず、どこかで、日本政府がかかわっているはずで、給料や、様々な日常生活に支障がでることなどは、簡単に想像できるからだ。

まして、東大の先生ならば、圧力に耐えかねるのは当然だろう。
官邸は「圧力などかけていない」などというが、
『老婆心ながら、守秘義務がありますから』こういうのを、圧力と言わずして、なにが　圧力なのだろうか？

この場に及んで、　こんなことを言う人間もいる
「小佐古氏が何に憤慨しているか分からない」班目原子力安全委員長

ピーナッツの半分ほどの脳みそがあれば、分かるぞ。
私は、かなりボンクラだけれど、分かるぞ。
なんで、涙ながらに、彼が辞任したのか、日本人なら分かるぞ。

政府の原子力安全委員会の班目春樹委員長さん

あなたは、そうやって今の地位を　手に入れたのですか？
そして、多くの子供たちが死んで、その呪が　あなたの家族、子孫　親戚に行くことを　天の下に生きる者として、恐ろしいとは思わないのですか？
あなたの言葉は、多くの怨嗟を呼ぶことでしょう。

こういう人たちが、官僚、政治家、事務などをする人々の日本の中枢に、たくさんいるのです。
そして、彼らがすでに時代から取り残されていることを、残念ながらご存じない。

時代の先端はすでに、日本国内のみにあらず。
多くの、日本人はすでに外国に出て活躍し、そして世界を動かし、世界を知っていて、そして世界から日本を見ている。
そういう時代に、狭い自分の社会での小さな権力を振りかざしそれがすべてだと思っていると、必ず、我々　世界の日本人たちは、憤ります。
そして、外からも、日本は変わっていきます。
もちろん、日本の権力闘争や、その構図には、うんざりしている日本国民が、内側からも変えていくことでしょう。
そのうねりの中で、あなたのような存在は、すぐに打ち捨てられます。

世界は、怒っている。
日本の無責任な政治に。
そしてその、言動に注目し、無能さにあきれてもいる。

これが、あの、ホンダやトヨタを作った　同じ日本人なのか？
と半ば、驚きをもって、日本の政治家と官僚のあまりに無責任で、自己防衛だけを考えていることに、ほとんど嘆いている。