ミュー ・ 百花春至為誰開

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初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

『スケッチ・・・(1)』

2008-02-20 | Weblog
このところ、しばらく冬の写真が続いた。

今日は以前描いたスケッチを載せてみる。



これは1982年6月とある、今からおよそ25年前30代半ばの時に、2週間ヨーロッパ旅行をした時のスケッチ。

アムステルダム市内の運河の様子、観光遊覧船が多数走っていた。

機会があれば是非もう一度この場所から市内を巡る観光遊覧船に乗ってみたいと思う。

25年も前以上のことだが、はたして今はどんなふうに変わってしまっているだうか・・・・?

※ このスケッチは私の「人生の宝物」・・・・・・・・・・・・・。

たった1枚のスケッチだが、私の人生を大きく左右・・・・・・・?。

この1枚で就職し、以後退職するまでの25年間、建築設計の仕事に携わることが
出来たようなもの。。

就職試験の面接時、私は何気なくこのスケッチを額に入れ、その他の図面と一緒に持っていった。

社長様はこのスケッチに大変感動、そして、採用決定、仕事の節目節目にこのスケッチの話が出、途中、小さな紆余曲折はあったが、最後の送別会の席上でも、社長はこのスケッチに感動された話題を社員の皆に披露された。

それにしてもなぜこんなスケッチ1枚にに感動してくれたのか、私はそのほうが今
でも疑問だ。



これは、その後私が設計事務所を始めた頃のもの。

仕事の暇な時を利用、県内の民家のスケッチにあちこち回ったときのものだ。

場所は南陽市だったと思う。



およそ1年程の間、1人で設計事務所をやっていた。

当時、仕事は結構あったが、収入が安定せず、又1人で部屋に閉じこもった生活が毎日続くと、なぜか社会から疎外されていくような気がして、再び勤め始めた。

このスケッチ(絵)はその頃描いたもの、場所は宮城蔵王、季節は初冬の頃。

この絵を見ると、光に明るさを感じる。

暗い過去の生活からの転機を迎え、前向きな心象が表れているような気がする。



※ こうして古いスケッチ3枚並べてみると、それぞれに思い出があり、自分の歩んできたこれまでの「人生の足跡」を垣間見ることが出来、懐かしさを感じる。
やはり、どんな時も今日を大切に・・・・・・・。

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