ミュー ・ 百花春至為誰開

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初夏の朝日連峰 & 果樹園 ※寒河江市・柴橋

山形県郷土館 『文翔館』

2008-02-24 | Weblog


昨日、山形市に行った帰り、早めに用を済まし、市の中心部にある「文翔館」を見

学。

この建物は1916年(大正5年)に山形県庁舎として完成したイギリス、ルネサ

ンス様式を基調として設計された建物だ。

新県庁舎が別の場所に引っ越し、その後10年をかけて修復工事をし、現在は山形

県の郷土資料館として公開されている。

いろいろ写真を撮ってきたのでコメントを付けて掲載してみます。





左のカーテンウオールの建物は昨年完成したY新聞社の新社屋。

この建物と、旧県庁舎とでは107年の時代の差がある・・・・・。





玄関ポーチ正面が、県都山形市を南北に走る中心軸の基点。

100年前以上のこの時代に、既に立派な都市計画がされていた。



以下は、内部玄関ホール廻りのディティール。







この部屋は正庁と言い現在言えば講堂に当たる部屋で、内装は特に豪華に作られて

いる。訓示、辞令交付、県内の重要会議等に使用。







このほかにもさまざまな部屋があった。下の写真は隣室の貴賓室。



次に県会議事堂の紹介。




かまぼこ型のヴォ-ルト天井、両脇に独立柱が並ぶ議場は、公会堂としての役目

も担っていた。

こんな荘厳な議場に選ばれてきた議員さん達は、やはり現在の議会とは違って、将

来の山形県が進むべき姿を堂々と議論したようだ。







もっともっとたくさんの写真があるのだが今日はこのくらいに。

最後に、真下慶治の油絵を見つけてきた。

私は真下慶治の大・大・大・・・・・のファン。

2階の「最上川を語る」と言うコーナーに飾ってあった。

嬉しいことに・・何とわが街寒河江市を流れる最上川を描いた絵だった。



この絵に描かれている早春の頃の最上川の、真下慶治が立った同じ場所に私も立っ

てスケッチをしてみたいと思った・・・・・・・・・・・・・・・。