ミュー ・ 百花春至為誰開

月山・葉山・野菜つくり・短歌・スケッチ   初夏の朝日連峰&果樹園 (寒河江市)

 『仏掌いも』

2008-02-26 | Weblog
一昨日、山形市からの帰り、バイパス沿いにある農産物の産直から、自然薯・・・と書かれてある山芋を買ってきた。



栄養価・・・・豊富・・料理法・・・といろいろ薀蓄が添えられていた。

家に帰って早速PCで調べる。厳密に言うと日本古来の野生種である自然薯ではなさそうで、中世に中国から伝来した銀杏芋の1種で、その形が仏様の掌に似ていることから「仏掌いも」と呼ばれれるようになったそうだ。

あまり見栄えのいい形とは言えず、市場に出回ることは少なく、もっぱら農家の自家用として食べられてきたそうだ。





前置きはこの位にして・・・

娘が風邪をひき泊まりに来ていたので、風邪が治るよう、早速食べてみることにした。

きれいに洗って、皮をつけたままおろす。

実際はもう少し細かく切ってさらに丁寧に水洗いを。

私も食べてみた。

暖かい湯気のたっている白いご飯の上にのった山芋は見るからにおいしそう。

やはり一般の山芋と違って粘りが強く、なんとなく味も甘みがあり、濃厚な気がした。

でも私の本当の感想は・・・・、普通の山芋と比べてどこがどう違うか、形の違いは一目瞭然なのだが、中身の本当の違いはよく分からなかったというのが本音だ。



翌朝、昨日の昼過ぎ、娘の風邪もだいぶよくなり、3日泊まって、山芋のおかげで風邪が治ったかも・・・といって息子と一緒に自分のアパートに帰っていったそうだ。

私は昨日も所用のため山形市に。

ここ一ヶ月の間、再就職の件で、面接やら、条件やらで打ち合わせをし、ほぼ決まりかけたのだが、やっぱり今回の話は私のほうから断りさせてもらった。

私にとってはなかなか好条件の話だったが、・・・・・一昨年の姉羽建築士の偽装事件のこともあり、「管理建築士」と言う責任の重さを考えると、どうしても最後は踏み切れなかった。・・・縁がなっかたという事だろう・・・・

今朝の心境・・・・そんな訳で今回の就職の話も片付き、暫らく振りで爽快な気持ちだが・・・・・、昨日までいた孫が帰ってしまい、なんとなくさびしい朝だった・・。

もう少し、あせらず、今日から又新しく、ゆっくりスタートを忘れずに・・・・